水戸黄門、暴れん坊将軍、長七郎江戸日記…時代劇大好きおばさんJADEです。こんにちは。
高校時代みんながアイドルに夢中だった中、わたしは里見浩太朗と松平健に恋をしておりました。
蛙の子は蛙とはよく言ったもので、教えもしないのに我が子も時代劇が大ー好き!
一時は将来武士になりたいとまで言い出して、『どこの大学行ったら武士になれるの?』なんて本気で質問してましたよ。
もし『東京大学に行ったら武士になれるよ?』って言ったら彼は東大を目指すんだろうか?
そんな時代劇マニアの息子が兼ねてから行ってみたいと言っていたのが日光江戸村こと『日光江戸ワンダーランド』
自宅から下道で二時間という近さも手伝って、夏休みの1日を利用して家族で行ってみることにしました!
日光の山奥のテーマパークなんて…と正直あまり期待していなかったのですが、実際は想像以上に楽しい!!大人も子供も完全に日光江戸村ファンになっちゃいました!
この記事ではそんなJADE一家の体験を元にした
『日光江戸村で子連れファミリーにオススメのプラン』をご紹介します。
EDO WONDERLAND 日光江戸村とは?

キャプチャ画像引用元:日光江戸村 公式サイト
『江戸ワンダーランド日光江戸村』は栃木県日光市にある江戸時代を再現したテーマパーク。
江戸時代中期の街並みをリアルに再現しており、当時の暮らしを体験することができます。

総敷地面積は15万坪と東京ディズニーランドと同じ位の敷地を誇るということですが、実際のテーマパーク内はもっと小さかったかな…。それでも一日歩いて楽しむにはちょうどよい広さ、アトラクションの量でした。
園内には『江戸生活文化伝承館』などの真面目な学習施設から、『忍者道場』や『花魁道中』などの見世物、江戸時代の衣装に着替えることができる変身体験など独自の様々なエンターティンメントが揃っています。
入場券は大人4700円、子供2400円(いずれも一日券)。
公式サイトでは10パーセントオフの割引クーポンを配布しているので、お出かけの前には必ずゲットしていきましょう!
より園内の情報やアクセスについてお知りになりたい方は公式サイトをチェックしてください。
園内に到着したら貸衣装で変身
✔ 気持ちをぐっと盛り上げてくれる変身体験

日光江戸村に行くなら絶対にして欲しいのが貸衣装でのコスプレ体験!
料金がかかるからか?意外に利用する人が少ないのですが、こんな格好して堂々と歩けるのはここくらいです。折角のチャンスを無駄にする手はありませんよ~!
うちの子が所望したのは言わずもがなの『侍・武士』コスプレ。
正直、値段表を見て『高いなぁ…』と悩みました。子供の侍は安い方ですが、それでも3900円。何なら子供の入園料より高いじゃないかー!?
それに園内を貸衣装で歩いている人は殆ど居ない。うちの子だけ浮いちゃうんじゃないか?とちょっと不安にも思ったりしました。
でも、そんな心配はノープロブレムです。コスプレは大正解!
日光江戸村の世界観は想像を超えるクオリティでした。ぶっちゃけ東京ディズニーリゾートにも負けないレベルです。(ディズニーマニアが断言するぞ)
建物は細部まで江戸時代を再現していますし、スタッフの方々は振る舞いも話し方も完全に江戸町人。
不思議なもので、大人までが本気で江戸時代にタイムスリップしたような気持ちになります。
ただでさえ本格的なのに、侍の衣装を着た我が子は特になりきり度UP!
なぜかというと、スタッフの方々が衣装を着ている人には特別な声がけをしてくださるからです。
うちの子には『若様。お勤めご苦労様です』『若様今日はあいにくの天気ですね』なんて感じで、道行くスタッフさんが気さくに話しかけてくれます。
これには我が子もデレデレして喜んでいました(笑)
大人はちょっぴり気恥ずかしいかもしれませんが、お子様連れの皆さんは是非ご一家で変身してみてください!
✔ 変身体験するとできなくなってしまうアトラクションもあるから注意
コスプレしている状態では入ることができないアトラクションがあります。
わたしも当日変身処で聞くまでは知らなかったのですが、『忍者からくり名言迷路』や水をまいて進むパレード、忍者体験などの一部のアトラクションには衣装着用のままでは参加できないと言われました。
一部の衣装なら入れるかもしれませんが、裾の長い侍の衣装は✖。
お目当てのアトラクションが楽しめなくなってしまうのは残念なので、変身する前に必ず確認してから衣装チェンジするようにしましょう。
南町奉行所で大岡越前役をやろう
花魁、水芸、忍者劇場など日光江戸村では沢山の見世物芝居が開催されていますが、子供連れの皆さんにオススメなのが『南町奉行所』で行われる大岡越前のお芝居。
EDO WONDERLAND 日光江戸村公式サイト:
南町奉行所
大岡越前のお裁きの劇にコミカルな要素がプラスされ、大人も子供も笑ってしまうような楽しい内容になっています。
物語は二部構成。前半は役者さんが行う本格的なお裁き劇。後半は観客から一人大岡越前をピックアップして展開される観客参加型のお芝居です。
この大岡越前役は有志を挙手で募るのですが、お子さまには是非この大岡越前役に挑戦していただきたい!
本物の裃(かみしも)を着て、大勢の前でお裁きの体験ができます!
わたし達が観劇した回は小学生くらいの男の子が大岡越前役に抜擢されていましたが、子供ならではの珍発言が見事に笑いを誘っていました。
うちの子にできるの~?という心配もあるかと思いますが大丈夫!
緊張で固まる男の子の傍で、プロのスタッフさんが上手にフォローされていましたし、その他の出演者さんも子供さんに合わせてうまく演技されていました。
スタッフさんはばっちり慣れていらっしゃいますから、小学生くらいのお子さんなら問題なく参加できますよ。
うちの子にもやらせたかった~~!残念。
お子さんにとっては特別な思い出になると思いますので、ぜひ勇気を出してチャレンジしてみてください!
町人の人たちの言葉遣いに注目してみよう
江戸村に入園したら町人=スタッフの皆さんの話し言葉をよく聞いてみてください。
実は皆さん江戸時代の日本語を話していらっしゃいます。
わたしが気に入ったのは『ありがとう存じます』
江戸時代はありがとうございますとは言わなかったみたいですね。へ~。
肌で体験しながら歴史を学べるのは、江戸村ならではです。子供にとっては歴史の楽しさを知るチャンスになります。
お店の看板娘さん、街を歩く町人の皆さん、劇に出てくる役者さんなど、江戸村内にいるスタッフの皆さんの口からこぼれる江戸の風、是非注意して聞いてみてくださいね。
お腹が減ったら鳥そばのお店へ

キャプチャ画像引用元:日光江戸村公式サイト
お土産屋のスタッフさん一押しということで伺ったのがこちらの『鳥そば屋』さん。
江戸時代に伝わったと言われている中華麺を味わうことができる人気店です。
丸ガラを地下水で煮込んで作られたというスープは意外にも本格派。
『山奥のテーマパークのご飯なんてどうせ期待できないんだろうな~』とか思って馬鹿にして掛かっていたわたしのバカバカバカ!!!
細麺が特徴的な繊細な中華そばが頂けました。
ここで一点注意事項。
園内は食事処の数が少ないので、お昼時は大変混雑します。
少し早めに入るか、軽食等を食べながらお昼時が過ぎるのを待つなどして、混雑時を避けて入店するのをお勧めします。
天気や日にちに寄っては入店するまでにかなり待ちます。見たい芝居の時間に間に合わなくなるなどの問題が発生するので、予めスケジュールを考えてから行動しましょう。(失敗談から語る)
不思議すぎる忍者怪怪亭は絶対にチェック
大型迷路『忍者からくり格言迷路』やお化け屋敷『地獄寺』など日光江戸村には子供が喜ぶアトラクションが沢山あります。
が!我が家イチオシのアトラクションは断然『忍者怪怪亭』
忍者修行ができるという触れ込みの邸宅ですが、びっくりするような不思議な体験ができます。
人間の並行感覚と視覚をうまく利用した不思議なギミックが盛り込まれていて、立っているだけなのに…

こーんな現象や

こーんなことがおこる。
写真や言葉ではうまく説明できませんが、とにかく巧みなからくりに子供は勿論大人もびっくりしてしまいます。子供も大人も無邪気に楽しくなっちゃって、我が家は二回も体験してきました。
まぁ、二回もやると完全に三半規管がおかしくなるので、めまい体質の方(わたしとか?)は注意です。
園内の中の結構地味な場所にあるので、見落としに注意してくださいね。
泣く子も黙る小伝馬牢屋敷

画像引用元:日光江戸村公式サイト
数あるアトラクションの中で、色んな意味で最も印象に残っているのは『小伝馬牢屋敷』
身の毛もよだつ、気味の悪い体験ができます…
江戸時代の牢屋や処刑の様子が再現されていて、偽物のさらし首…や心中を図った男女が罰を受けている様子を再現した蝋人形なども置いてあります…。
それはそれは不気味なものが沢山。
見た目もさる事ながら臭いが何ともいえないもわ~っとした感じで、子供から大人まで背筋がぞ~っとします。
エリア内の立て看板には江戸時代の処刑法がずらりと図解付きで解説されていて、読んでいると気分が悪くなる程に生々しい。壮絶な江戸時代の処刑の現実を知ることができ、大変興味深かったです。
言うこと聞かない子供に『悪いことしたら小伝馬牢屋敷に入れられちゃよ!!』と脅したら、ピタッと大人しくなるんじゃないか…?と思うぐらい、それはそれは薄気味悪いエリア。
子供のお仕置きにはぴったりです。(不謹慎な親ですみません)
怖がりのお子さんはうっかり入ると夜寝られなくなるかもしれないので、お子さんの性格によっては避けたほうがいいかもしれませんぞ。
我が家三人は皆凍りついて、そそくさと逃げてきました~。今でも一番印象に残っている位、衝撃的な体験でしたよ。
日光江戸村クオリティ恐るべし。
まとめ
子供も大人も楽しめるテーマパーク『EDO WONDERLAD 日光江戸村』
細部まで上手に作りこまれ、スタッフのみなさんも完全は江戸町人。想像を超える本格的な体験ができます。
ここでご紹介しましたのはJADE一家が特段楽しんだ内容ばかりですが、この他にも一日では制覇できないほど沢山のアトラクションが用意されています。
人数限定・時間限定の人気体験プログラムなども多々ありますので、是非一日のタイムスケジュールを事前に練り上げてから来園されることをお勧めします。
先述した通り、衣装を着たがためにできなかった体験やアトラクションが沢山あったJADE一家。悔やまれてならないので、リベンジするべくまた必ず遊びに行こうと思っています。
子供も大人も楽しめる日光江戸村。次のお休みは是非足を運んでみてください!

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