肌に何も塗らなくなって丸2年が経過した経過したアラフォーJADEです。こんにちは。
お肌の曲がり角をとっくに通り過ぎて、スクランブル交差点までいっちゃっているお年頃のわたしですが、同年代の方が必死に肌対策をしている脇で、肌になんの施しもしない生活を送っております。
今は、お化粧は年に一回すればマシな方ですし、日焼け止めも持ってません。
日光にガンガン当たり、顔は130円の固形石鹸で洗うのみです。
なんでこんな肌生活を送っているかという理由は単純明快。人間はもともとは肌に何も塗らないようにできてるからというだけの理由。
ちなみに昔からそういう人だったのか?というと決して違いました。
30代ボロボロ肌は常に悩みのタネだった〜。
近所に買い物行くんだって化粧してたし、風呂上がりは必死に化粧水はたいて乳液してました。
でも、そんな美容意識が高かった昔より、何もしない今の方がずっとずっと肌がきめ細かく綺麗になりました。
最近『肌断食』という言葉をネットで見かけました。肌に何もしない美容法としてちょっと注目されているんだとか。
わたしがしてるのもある種肌断食ですね。
今回は、そんな肌断食が肌にどんな変化をもたらしたのか?を記事にしたいと思います。
肌のためにしてること
現在わたしが美容の為にコンスタントに購入しているのは↓これだけ。
恐るべき女子力の低さですね。
美容の為に購入したとか言ってますが、正確には顔も体も同じせっけんで洗っているので、特に美容目的というわけでもありません。
このシャボン玉せっけんは近所のスーパーのせっけん売り場で130円くらいで売ってます。洗顔用の特別な化粧石鹸ですらないという。
化粧品は申し訳程度にファンデーションとアイブロウ、リップ、チークを持っていますが、子供の学校の式典(卒入学)の時だけしか使わず。
化粧水は一年くらい前までグリセリンとミネラルウォーターで手作りしていたのですが、今はそれも辞めました。(めんどくさくなって←ズボラ)
外に出る時の日焼け止めナシ。何なら帽子もなし。紫外線浴びまくりです。
今時小学生だってもっと色々肌に気を遣っているんじゃなかろうか?
何もしないのを肌断食っていうらしい
近年肌に極力施しをしないという『肌断食』という考え方が注目されているようです。
肌断食というのはその名の通り『肌に与えている化粧品や美容製品を断つ(断食)』という美容法。
ものすごくざっくり言うと、『化粧品には実は防腐剤や界面活性剤などの肌刺激になるものが多く含まれていて、それらが肌に刺激を与えるので辞めてしまいましょう。』という考えらしい。
推奨されている肌断食の仕方は大雑把に言うとこんな感じ
- クレンジングを使わなければならないような化粧品は使わない(使うなら石鹸でオフできるものにする)
- 洗顔はぬるま湯か無添加石鹸
- 化粧水や乳液などの保湿剤も使わず、どうしても乾燥する時は白色ワセリンを使う
わたし個人が肌断食なるものをしている理由は、肌断食の目的である『化学物質による皮膚刺激』もなんですが、更にいうならば化粧品による経皮毒が嫌だから。
経皮毒とは皮膚を介して体内に取り込まれる有害物質で、一度取り込まれると体外に排出しにくいという問題があります。
タトゥーを入れた人のリンパなどから、タトゥーの絵の具に含まれる有害物質が検出されたというニュースも記憶に新しいことから、経皮毒はわたしたちの体に絶対影響を与えていると思っています。
この辺については『現代人の身体には化学物質が確実に溜まっている 私がオーガニックおばさんになった理由』でも触れているので、よければそちらも参照していただければと思います。

化粧品の中には発ガン性があるパラベンやアルツハイマーの一因か?と叫ばれているアルミニウムなど、『人間が本来要らない物質』が沢山含まれています。
美しくなりたいと思い大枚をはたいて買っている化粧品が、実は有害な物質まみれだった!というのは実にやるせないです。
一部のオーガニック化粧品は無害なものから出来ている上質な商品もありますが、いかんせんそういうものは高い。
まぁ、原始人の頃は化粧品なんてなかったし、保湿も日焼け止めも全くしてなかったわけですよね。
じゃあ、多分人間は生き物的に顔になにかを塗る必要はないはずじゃんって思って辞めちゃっただけです。
ものすごく乱暴な理由…。
ちなみに肌断食推奨の中で出てくる『白色ワセリン』もわたしは使ってません。
肌断食して肌はどう変化したか?
大雑把ですがわたし個人の肌断食の効果は
- 角栓が少なくなった
- オイリー肌じゃなくなった
- 日焼けとか気にしなくてもシミは変化なし
- 肌のキメが細かくなった
肌断食して肌に起こった変化の中で一番嬉しかったことは角栓が減ったこと!
わたしはとにかく角栓が多くて多くて、高校時代からものすごく悩んでいました。
遺伝的な面もあるのでしかたないかとは思っていたのですが、化粧すると角栓が目立つのが本当に悩みでした。
いちご鼻なんて可愛いものですよ。
鼻、眉間、顎の下はレゴブロックみたいに角栓だらけでした。
この角栓がものすごく減った!これは本当に嬉しいです。
あと、オイリー肌が治りました。
昔からすごく油分の多いオイリー肌でした。化粧ノリも悪いし、年中ギトギト。
本当に嫌だったのですが、肌断食後は過剰な油分は出なくなりました。
これも肌断食して変わったこと?なのかはわかりませんが、シミが増えなくなりました。
昔は結構日光に当たるとすぐにシミになってしまい、それが嫌でこまめに日焼け止めを塗っていたものですが、全く塗らないのに増えない!
あとは、昔できたシミまで無くなれば万々歳ですが、それは高望みですね。
そうそう、肌のキメも細かくなりました。
肌のキメの細かさは化粧水を手放してしばらくしてから感じるようになったことですが、手触りがだいぶ変わってます。
好転反応の時期は辛かった
今では恩恵に預かれている肌断食ですが、肌が落ち着くまでは一度肌がボロボロになりました。
スキンケアをやめると一度肌の調子が悪くなるのですが、これを好転反応と言うそうです。
これまで外から補うことに慣れていた肌は、保湿をやめると急激に乾燥したり油分を出したりします。
徐々に慣れてきて落ち着いてくるのですが、身体がこの変化に適応するまでは一時肌トラブルが起こります。
わたしの場合、化粧品や日焼け止めを辞めた時には全く問題が起こりませんでしたが、最後の化粧水(グリセリンを混ぜたミネラルウオーター)を辞めた途端にものすごい乾燥肌になりました。
それまでオイリー肌だったとは上述しましたが、基本ギトギト体質だったので、かつて体験したことのない乾燥肌にかなり動揺しましたよ〜。
たかだかグリセリンと水を辞めただけでこんなにガッサガッサになるなんて!と。
文字通り顔中が粉吹き状態になり、かなり恐ろしいことに。
でもまぁ、たとえ粉をふいたところで何もしないのが本来あるべき肌の姿なので、気にせず放置していましたが。
でも、しばらくすると徐々に落ち着いてきて、肌断食前よりぐっと良い肌になりました。
肌断食をするとトラブルが起こるという意見も多く聞かれますが、急激な肌の変化が原因だろうな…と個人の経験上感じました。
肌断食前と後の落差の程度でその振れ幅も異なってくるでしょうし、念入りにスキンケアをされていた方が肌断食にトライしようとお思いの場合、徐々に段階を踏んで行われた方がベターだと思います。
例えば複数のスキンケアをされていたなら、その一つだけを辞めてみるとか、2日にいっぺんだけ使うようにするとか…
肌断食して嬉しかったのは肌だけではない
いわずもがな、スキンケアやメイクにかけるお金は減りました。
お財布には嬉しい効果です。
正直、たまにするお化粧は良質なものに変えたので(それまではドラッグストアに売っているような安価のものばかり使っていた)、化粧品一つにかけるコストはあがりました。
ただ、本当に使わないので長持ちします。このままじゃ10年くらい持つんじゃ?ってくらい。
というわけで、トータルのランイングコストはがくっと下がりました。
まとめ
美しい肌というのはすべての女性の憧れ。
わたし個人としては、肌の悩みを抱えてきた大人時代の中で今がもっとも美肌になっています。
これは肌断食の影響がかなり大きいと思います。
便利で安価なものが沢山ある現代。だからこそあえてそこから一歩引いて見て、人間の本来のあるべき姿に目を向けることは必要なんじゃないかな?と常々感じています。
急に肌断食をするのが怖いとか、肌断食はちょっと…と思う方も沢山おられるでしょうし、それもまた正解です。
大事なのは『本当に肌に必要なものは何なのか?』を考えること。
十人十色のやり方で、自分の肌に合った方法を探していきましょう。
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