こんにちはJADEです。
皆さんは食のこだわりってありますか?
わたしは不自然なものじゃなければ大体なんでも食べています。今は。
でも、ここに来るまでに色々な食事法を実践してきました。
断食、マクロビオティック、糖質制限など散々やってきて、結果バランスよく食べるのが一番だと悟りました。
今回はわたしが菜食主義者(マクロビオティック)を辞めた理由について、赤裸々に書きたいと思います。
読む人によっては気分を害する内容かもしれません。ごめんなさい。
ちょっと重たい投稿になってしまいますが、ご容赦願えればと思います。
厳格に菜食主義者をしていた数年間
正確に何年かはわかりませんが、多分3年くらいわたしは菜食主義者でした。
厳密にはマクロビオティックという日本発祥の菜食養生法を実践していました。
マクロビオティック (Macrobiotic) は、従来の食養に、桜沢如一による陰陽の理論を交えた食事法ないし思想である。長寿法を意味する[1]。玄米、全粒粉を主食とし、主に豆類、野菜、海草類、塩から組み立てられた食事である。身土不二、陰陽調和、一物全体といった独自の哲学を持つ。
引用出典:ウィキペディアより リンク:wikipedia
玄米菜食を基本にして、身土不二(自分が住む地域の食べ物を食べることが一番良い)や陰陽調和(食べ物には陰性・陽性の性質がありどちらかに偏らないように中庸を目指した食べ方をする)、一物全体(食材をまるごと頂く)などといった独自の思想を持つのがマクロビオティックの特徴です。
マクロビオティックでは肉や魚、卵などは頂きません。これらは血を汚す陽性過多の食品として避けるようにといわれています。
ヴィーガンやベジタリアンのような野菜を食べるだけの菜食主義とは違いますが、マクロビオティックも菜食主義の一つの形であることは間違いないです。
わたしがマクロビオティックに出会ったきっかけは、一番最初に出会ったヨガの先生。
産後体調不良が続いていると言ったわたしに、彼女がマクロビオティックを勧めてくださいました。
物珍しさからくる興味と菜食主義者特有の崇高な感じに憧れがあったわたしは、マクロビオティックを勉強して、徐々に実践するように。
お料理教室に通ったり、有名なマクロビオティック支持者の講演会に出かけたりもしました。
たまーにお肉も頂いたりしますが、基本的には玄米菜食の暮らしをしました。
肝心の体調は良くなったのか?というと、全然良くならず。
『これまでお肉を沢山食べて血を汚してきたからな…』とか『体を冷やすような陰性食品を食べ続けてきたしね…』と納得して?、徐々に上向くことを期待しながら過ごしていました。
この頃は、友達と外食に行くことをためらってしまうほど、厳格にマクロビオティックに傾倒していました。
友人もわたしが食べれるものは無いかと一緒に考えてくれるのですが、返ってそれが申し訳なくて、どんどん人付き合いから遠ざかって行く始末。
具合が悪くて休みたい日でも、気軽に外食に行くこともできなくて、フラフラしながら一生懸命玄米炊いてました。
健康になりたくて、幸せになりたくてしているマクロビオティックが窮屈で窮屈で仕方なくなり、ストレスを抱えるようになりました。
最初にわたしにマクロビ(マクロビオティックの省略)を勧めてくれた先生もそんなわたしの様子を見て、『緩くいかないとダメよ』とか『ちょっと取り入れるくらいにして、前の暮らしに戻してみたら?』と勧めてくれたりもしたんです。
でも、頭に染み込んだ知識が、どうしても辞めることを許してくれない。
もう、やってもストレス、辞めてもストレス、そんな状態が何ヶ月も続きました。
そんなこんなで数年が経過したある冬、わたしはそれまでに感じたことのない体調不良に見舞われました。
何ヶ月も風邪が治らない。月の半分は猛烈な倦怠感と微熱で起き上がることができず、ずっと寝込んでいるような状況でした。病院に行って多量の薬を処方され、家で暖かくして休養していても一向に治らない。
更に、それまでしっかり五日間あった生理が三日ほどで終わり、経血が恐ろしく少量になりました。
お風呂に入ると二分でのぼせてしまい、浴槽から立ち上がることができないなんてことも。
正直、生命力が弱っているのを自分自身で感じていました。
おかしいぞ?なんで?ちゃんとしたものを食べているのに、昔に比べてずっと正しい食べ方で食べているのに、マクロビの教えの通りにやっているのに…と。布団の中で必死にぐるぐると頭を働かせましたが、全く納得がいきません。
年が明けて一月の半ば、それまで以上に転がるように全身症状が出て、自分が難病発症したということを知りました。
現代医療では治せないとされている難病。お医者さんにも『一生付き合ってくもんだと考えて』と言われて、絶望のどん底で悲しみに暮れました。
それでも諦めが悪いわたしは可能性のありそうなことを求めて、オーソモレキュラー療法という新しい栄養医療にたどり着きました。
オーソモレキュラー療法病院で血液検査をしたのですが、結果を見た先生は一言。
『何を食べていたらこんな酷い数値になるんですか?』
ひどい鉄不足とたんぱく質不足、ビタミンB群不足、ビタミンD不足などを指摘されました。
今その時の検査結果を見返してみても改めてびっくりするほど、わたしは酷い栄養失調状態でした。
皆さん人間の細胞の源はたんぱく質だとご存知でしょうか?
病院の先生が指摘するまでわたしはこのことを完全に忘れていた。
現代科学や医療の言うことなど耳を持たず、肉や魚は良くないと軽蔑したりなんかして。
『あなたがしてきた食事が原因で、今の自分がいることわかってる?』
この言葉をお医者さんに投げられた時は、悔しくて悔しくて涙が出そうでした。
今まで自分がしてきたことはなんだったの?元気になりたくて、健康になりたくて頑張ってきただけなのに…と。
頭を殴られたようなショックってこういうことを言うんだろうなぁ~ってくらいショックを受けて、頭が真っ白になって診察室を後にしたことは、今も鮮明に記憶に残っています。
その日わたしは病院の帰りに大きなステーキを食べて帰りました。
そう、マクロビオティックを辞めたのです。
実は有名な菜食主義者も体を壊して辞めている
くらーい思い出話はここでおしまいです。お付き合いくださりありがとうございました。気分を変えてここからは現実のお話!
実は、わたしのような体験をした人は少なくないんですね。
彼女は23歳の時に一年間完全菜食主義(ヴィーガン)生活をしていましたが、体調を大きく壊しヴィーガンを辞めました。
ヴィーガンをたった一年続けただけで、髪は抜け、唇は青くなり、肌はオレンジ色でシミだらけ、月経が何ヶ月も止まってしまったんだとか。
ヴィーガン生活の素晴らしさを世に発信して注目されていたヤンガーさん。そんな彼女がヴィーガンを辞めたことを発表すると、言うまでもなく大量のバッシングが寄せられました。
でもその一方で『自分も同じ状況で悩んでいた』という人の声も多く集まりました。
もう一人、とても有名なヴィーガンシェフの方も体を壊して菜食主義をおやめになっています。
彼女の名前はアレクサンドラ・ジャミーソン。

画面キャプチャ画像引用元:https://alexandrajamieson.com/
有名なドキュメンタリー映画『スーパーサイズミー(super size me)という映画の監督であるモーガン・スパーロックス氏の元奥様です。アレクサンドラご本人もこの映画には出演していますが、この頃から彼女はプロのヴィーガンシェフでした。
マクロビオティックを含む数多くの菜食を本格的に学び、人気のヴィーガンシェフとして何冊も本を出されています。テレビやラジオ、あらゆるメディアで大々的に活躍しておりました。勿論ファンもとても多かった。
でも、そんなプロ中のプロの彼女の身体にも異変が起こります。
『生理が二週間に一回来たの。もうくたくただった。誰かとデートをする気にもならない。』
『友達が肉を食べているのを見ると唾液が口の中にあふれたわ。』
『隠れてサーモンや卵を食べたの。』
『信じて!わたしはできる限りのヴィーガン対策したのよ。スーパーフードを摂ったり、サプリメントも沢山試した!でもどうにもならなかった』
彼女は後のインタビューでこのように語っています。
結局彼女も身体を壊したことが原因でヴィーガンをやめ、自分がヴィーガンでないことを公表しました。
すると、先ほどのジョーダン・ヤンガーさんと同じように、沢山の批判・共感が寄せられたそうです。
誰かに合っていたからといってすべての人にマッチするわけじゃない
菜食主義に限らずなんでもそうですが、誰かにとって有益に働いたからといって、他の誰かにとっても同じことが言えるとはいえません。
この記事を菜食主義者の方が見たら、多分気分を害されるでしょう。
長年マクロビをされていて健康でいられる方は、問題はマクロビオティックではなくわたしのやり方だったのでは?と思われるかもしれません。
昔の自分がこの書き込みを見たら、きっとそう思うと思います。
でも、今のわたしはそうではないと信じています。なぜなら、できる限りのことはしたからです。先に出てきたアレクサンドラも言っていましたが、持てる全力の力をしてもどうにもならないことはあるのです。
世の中には沢山の人がいて、異なる腸内環境を持っていて、全く違う親から産まれ、祖先は長い歴史の中で様々なことを経験して独自の文化を発展させてきました。
誰もが一律でなんか無いわけですから、誰かにフィットするからといって他の誰かも同じ恩恵を受けられるわけじゃないのです。
わたしが思う菜食主義の一番の問題は、アレクサンドラやジョーダンのような人に対して批判の目を向ける人々の、凝り固まった心にあると思います。
そして、ストレスだらけになっても辞められない、身体を壊すまでやめられないという菜食主義に共通するの強迫観念も大きな問題です。
それらを産んだのが菜食主義なのなら、それは菜食主義最大の弱点なんじゃないのかな?と思います。
なんだかだいぶ話がかなり逸れてしまいました…。ごめんなさい。
菜食主義だけでなく、今流行りの糖質制限、ナチュラルハイジーン、断食などあらゆる食事法が世の中には存在します。
書店に行けば『肉がダメ』と言っている本の隣で『肉を食べなさい』という本が声を挙げている。時代は食事法の戦国時代状態です。
別にそのどれもがダメだとか、悪いとは思いませんし、それらで健康を得た人も沢山居るのは事実だと思います。
ただ、自分の経験から切に人に対して願うことが一個だけあります。それは、常に自分の選んだものを懐疑的に見る目もなくさないで欲しいということです。
自分に合っているのか合っていないのか、心身に異変がないかなどを繊細に感じ取る習慣だけは無くさないでと願っています。
自分に何が合っているのかは、他でもない自分自身が一番知っているということを、わたしは難病になるまで忘れていました。
まとめとお詫び
なんだか、恐ろしく重たい内容の投稿になってしまいましたね。気分がどーんと重くなってしまいました。
きっと読んでる方もそうなんだろうな…。本当にごめんなさい。
そして、きっといま自分が信じていることを非難されたと感じる方も居るかと思います。それも重ねて謝らせてください。
この記事を投稿するかは本当に迷いました。読んだ人の気持ちを考えると、わたしみたいな素人が安易に発信していいのだろうか?と。
でも、自分の歴史の中で起こったことは変えられないんですね。もし、誰にどんな影響を与えるかを考えていたら、誰にも自分の間違いから得た教訓は伝えられない。
100人いたら99人が批判的な意見を持ったとしても、たった一人が『あ、わたしのおかれている状況と同じだ…』と思って心が軽くなってくれたら、それはわたしの経験が全くの失敗では終わらずに済むってことです。
だから、ちょっと嫌だなーって思いながらもキーボードーを叩いています。
そういえば、文中では途中で止まってしまいましたが、その後わたしの体調はメキメキと回復しています。
別に薬や特別な医療はしていなくて、食べ物を変え、生活を整え、できるだけナチュラルにくらしたら殆ど症状に悩まされなくなりました!すごい!
食べ物はそれだけ身体に影響するということです。
わたしが体調を壊した原因は菜食主義だけではないと思っています。
これまで投稿してきた他の記事でも話題に挙げてきましたが、有害化学物質や有害金属、電磁波、薬品、様々なストレスなど色んなピースが集まって病気になったと思っています。
今回のテーマは菜食主義を辞めた理由。そこにのみ絞って書いて行ったらあたかも菜食主義が原因で病気になりましたと言っているように見えてしまいました。
でも、それも一つの原因であることは間違いないと思っています。
これにこりて?今のわたしはなんでもバランスよく、どんなことも話半分で受け取るようになりました。
結局あの経験がなかったら、今も行き過ぎたことをしていたのだと思います。それは菜食主義に限らずね。
人間は痛い目見ないとわからないんだな~とつくづく感じています。
ヴィーガンになってしばらくして強い痒みを伴う原因不明の湿疹が全身に出て、それから数ヶ月経ちますが治りません。
病院に行って強い薬をもらったり、栄養のことを勉強してサプリをとったり、石鹸や保湿剤を変えてみたり…やれることはいろいろ試しましたがダメでした。
ここでやっともしかして完全菜食が原因では?と思いはじめました。
私は動物達のためにヴィーガンになったので、自分の体のためにヴィーガンをやめるのが苦しいです。
だけどこの記事を読んで、菜食を辞める決心がつきました。
もしかすると原因は菜食じゃないかもしれない。だけどそれも、辞めてみないとわからないですもんね。
きっかけをくださってありがとうございます。
ねこさん
初めまして!コメントありがとうございます。
とてもお辛い状況にあるとのお話、とても胸が痛みます。
そして、ヴィーガンを辞めるのが苦しいというお気持ちとてもとても分かります。
志が強ければ強い程、菜食主義を手放すのはとても難しいことです。わたしも同じでした。
おっしゃる通り、菜食主義が原因ではないかもしれませんし、仮に菜食主義が原因だった場合も改善には時間がかかるかもしれません。(実際わたしはそうでした)
ただ、個人的な経験からお話しできることとして、やはり動物、地球、人、どんなものに対しても優しく生きようとするならばまずは自分を大事にしなければならないと思います。
今後ねこさんがどの道を歩んで自分自身を大切にされるかはわかりませんが、どうかご自身の身体に一番合った方法を自分自身の身体の声に耳を傾けて選ばれてほしいなと…お節介ながら祈っております。
こちらこそ、わたしの経験が少しでも何かのきっかけになったのであれば…これ以上にありがたいことはありません。
コメント本当にありがとうございました(*^^*)
JADE様、こんにちは。
検索でこちらにたどり着きました。えりかという者です。
ある友達が、動物虐待などに心を痛め「ヴィーガンを目指したい」と最近言い出して、華奢で純粋・真面目な女性なので危惧しています。
実は私も一時期、マクロビオティックの本にハマり実践しかけていたんですが、最初は体調が良いように感じたものの、やがて肌がガサガサになり、めまいを頻発、スタミナも無くなり止めました。
今は普通に何でも食べますが、元々が少食でヘルシー傾向。
一昨年、ちょっと重いものを持ち上げようとして、腰椎圧迫骨折になりました。
その時、腰と大腿骨の骨密度を計れる医院に行き計測したら、54歳なのに70歳位の骨密度と言われビックリ。
注射と薬と食生活と軽い運動で「治らなくてもこれ以上悪くならないように」マイペース治療しています。
閉経してホルモン分泌が無くなったらこうなる人は多いそうですが、元々痩せているのに「ヘルシー傾向の食生活」を長年続け運動はあまりせず、で骨がスカスカになった、と自分では感じています。
今も、牛や豚を食べることに疑問は感じつつ、でも動物性たんぱく質は自分には必要だ、と思っています。同時に小魚や海藻や青菜なども。
JADE様が書かれていることに同感で、人の身体は多種多様。あの人には最適でもこの人には合わないかもしれない。
だから、「その食生活は本当に自分に合っているのか。自分を痛めつけてないか」を敏感に探ることが、一番大事ではないか、と私も思います。
マクロビオティック的生活をやっていると、何か自分がとても「清らかで美しい」人間になったような錯覚に陥ります。
ステージが上がったような?
地球環境を大事に、全ての生き物を大事に、それを突き詰めたら「生き物を食べるのは罪」「添加物は毒」などなど「~をしてはならない」「~すべき」が多くなります。
完全に自給自足ライフなら出来るかもしれませんが。
普通に都会で生きていれば、「毒」と思われる物も食べていかねばなりません。
例えば、災害で避難生活を送ることになった時、避難所で添加物だらけのパンやお弁当が配布されたら、それを頂かねば倒れます。
「こういう生き方をせねばならない」「この生き方が正義なんだから、私は曲げない」とこだわり過ぎていることは、自分自身を大事にしていない。自分を理解していない、直視していない。
自分の失敗から、そう考えるようになりました。
なのでこちらのブログを拝読して、うなずくことばかりでした。
友達にもこの記事をすすめたいのですが、何かせっかくヴィーガン目指して燃えているのに?水を差すようで、批判してるみたいで申し訳ない。
でも、黙って見て見ぬふりしてることも、罪のように思いました。
最近、食生活に気を付け(それこそ玄米菜食)健康に人一倍気を配ってきた知人が、相次いで病気で倒れました。
一人は脳内出血で半身不随になられ、一人は癌であっという間に亡くなりました。
癌で亡くなった女性が「こんなに長年、身体にいいもの、を取り入れてきたのに、なんでこうなっちゃったんだろう。訳わからない」と無念そうに呟いていたのが忘れられません。本当に、人の身体はわからない。
でも私は、「真面目で誠実であるが故のストレス」も、大きな原因ではないか、と思っています。
「食生活気を付けてるけど、今日はムシャクシャするから、焼き肉食べてビール飲んでコンビニアイスで締めてスカッとするか~」ぐらいでいいのではないでしょうか。
健康で長生きが一番、とも思いませんが、ベジタリアン的生活にハマる人の多くが真面目で純粋な傾向にあるので、「自分は正しい方向に行っている」と信じて凝り固まってる。
その「凝り固まり」の方がよっぽど怖い、と思います。
長々失礼しました。良記事をありがとうございました。
えりかさん
本当にありがたいコメントを頂き、心から感謝しています。何度も何度も読ませていただきました。
そして、えりかさんのおっしゃること、すごくわかります。共感しかなくて。
似た経験をした人はおのずとおなじ結果に至るのかな?とつくづく感じました。
特に『お友達の事を見てみぬふりしているようで…』の気持ちは最も強く共感する部分で、わたしも同じ様に思うことが多々あります。
多少なりとも知っているのに話さないのは、善なのか悪なのか?いつもそういう葛藤を感じています。
『目の前に落とし穴があることを知っていても黙っている』のに似たような感覚。
結局その良心の呵責に押しつぶされて、何度か『志の途中』にある人に話したことがあります。
でも、わたしの場合…お互いが傷ついて終わったことが殆どでした。
相手は自分の正義を非難されているように思って傷つくし、自分も良心でしたことが相手を傷つけているだけになって苦しい。
結果として良いものが生まれた数よりも、小さなしこりになってしまったことの方が多くて。
それこそが菜食主義の落とし穴なんだろうなって、改めて感じた瞬間でした。
この記事を通してえりかさんの様にコメントやメールをくださる方が今までに何人か居たのですが、皆さんやはり菜食主義に行き詰まりを感じた方ばかりです。
そういう背景を見ても『菜食主義=完全で素晴らしい』と思っている状態では、物事を多角度から見て考える視点にはなれないんだな…という風に感じます。
自分自身もそうだったのでとても分かるのが切ないです。
>>「食生活気を付けてるけど、今日はムシャクシャするから、焼き肉食べてビール飲んでコンビニアイスで締めてスカッとするか~」
まさにこれだとわたしも完全に共感します。
勿論食生活にこだわりを持って、自分を大事にすることは大切。でも、えりかさんのおっしゃる通り『凝り固まり』こそが最大の恐怖。だからこそ気を付けて暮らしながらもどこか敢えて『気を抜く』日や瞬間は意図的に作らなければならないと思います。
えりかさんご自身の体験、そして病気になられたお友達の体験…どちらもとても心に響くものでした。
正直、今の自分がまた凝り固まった目になっているな~とハッとさせられた部分もあります。
聞かせてくださり本当にありがとうございます。
本当にそう『人の身体はわからない』です。それが大正解ですよね。
そもそも簡単に分かったらこんなに医学も科学も発展しなかったし、世界中でコロナウィルスに苦しんでいる人があふれることも無かったわけで。
答えなんてどこにもないわけだから、自分自身を大事にして自分の心と身体の声を聞くしかない。
結局それがわたしたちが見つけられる最大の答えなんだと思います。
えりかさんとお話しできて本当に良かったです。ブログをしてきて本当に良かったと感じた瞬間でした。
大切なお時間を使って沢山コメントくださり本当に本当にありがとうございました。沢山の気づきを頂きました。
お友達のこと…お力になれずに申し訳ない気持ちでいっぱいですが、どうか事が上手く運ぶようにと陰ながら願っております(*^^*)