先日、長年使っていた浄水器『ハイテクヘルスウォーター2』からお手頃価格の国産浄水器『ピュリフリー』に変えました。
これまで使っていた『ハイテクヘルスウォーター2』(税込21600円)は最長8年使えるコスパ抜群の据え置き型浄水器。
一方の新入りちゃん『ピュリフリー』(税込10800円)も最長2年使える据え置き型浄水器。
今回は『ハイテクヘルスウォーター2』を長年使った感想、そしてなぜ今度は『ピュリフリー』にしたのか?、ピュリフリーの取り付け&使用の感想などを辛口JADEが真剣にレビューしていきますよー!(^^)
この記事のもくじ
6年間使ってきた相棒ハイテクヘルスウォーターのレビュー

・塩素のろ過能力は100000ℓ
・一日34ℓ使っても8年間カートリッジ交換不要
・独自の酸化還元特殊合金フィルター採用で従来の活性炭や繊維フィルターよりもフィルター寿命を大幅にアップ
・電源不要の経済的な浄水器
・天然ミネラル成分を残したまま不要なものは除去
・弱アリカリ性の天然水のような美味しいお水がいただける
・ろ過能力が低下してきたら交換フィルター(税込12960円)と交換すればまた8年使える
正規の販売代理店が発表している浄水器の特徴はこんな感じ↑。
お読みいただければわかるかと思いますが、とにかくコスパが半端じゃなく良いです。
単純計算すると一ヶ月225円(一日34ℓ8年間使った場合)!とんでもなく経済的なのがわかります。
そして、確かにお水の味はとてもまろやかで無味無臭。使い始めはその美味しさにビックリ!!
取り付けも難しくなく『この浄水器本当に優秀だな~!』と感激した記憶があります。なんせ6年も前なのでうる覚えなんですが。
ただ、ハイテクヘルスウォーターにはちょっとした使っていて感じたデメリットもあったのは確か。
・大きすぎて場所をとる
・公式代理店からしか交換部品が買えない(正規価格でしか買えない)
・重すぎて倒れた時危険
・浄水能力についての細かな記載がなさすぎる
とにかく大きく(背が高く)て重い。国産の整水器や活水器に比べたら設置に必要な面積は少ないんでしょうが、それでも結構でかいので水回りがごちゃごちゃする。
あとは取り扱いが公式代理店しかない。消耗品の購入がそこからしか買えないのは勿論、情報の発信元が殆ど公式発表しかないので、製品の情報が不透明な部分が多々。
除去能力についての記載は細かく公開されていない(されているのかもしれないけれど見つけられない)ので、何をどれだけ除去するのかがよくわからない。
フィルターの素材や構造などは公開されているので『多分それなりに除去されてるんだろうな~』とは想像していたけれど、やっぱり数値って大事よね。
てな感じで、良し悪しがあったハイテクヘルスウォーター2なんですが、それでも全体としての総評は大満足!本当にコスパが良い!味も悪くなかったですし!
わたしはこれリピート決定!とずーーーっと思っていました。浄水能力が落ちたらカートリッジ交換してまた使おう!と。
が、とあることがきっかけでその考えを辞めて、国産の浄水器『ピュリフリー』に乗り換えました。
じゃ、そのとあることっていうのは何なんでしょうか?
浄水器の中は〇〇だらけ?
浄水器ちゃんは時に汚水器になるらしい
・浄水器内は塩素をろ過した水に満ちているので雑菌が繁殖しやすい。(塩素による殺菌効果が無いから)
・常に濡れているという環境はそもそもで不衛生。例え塩素が含まれている水でもなんでも。
・浄水器本体やカートリッジに限らず、蛇口につけた分岐栓やホース内もカビや水垢の温床。
年月の劣化で溶け出すパッキン
蛇口についていた分岐栓を外した瞬間、手が黒い液体まみれに!!

わたしの夫はプロの水道配管技師なのですが、このパッキンの劣化による浸出はすっごくよくある話なんだと彼も話しておりました。ハイテクヘルスウォーターに限らず、水回りの古いパッキンは大体どれもこれもこんな感じなんだとか。
長年使える浄水器といってもそれは浄水能力に限っての話でしかなく、こういうパーツは知らず知らずの間に劣化しているんですね。
使用中に何回か外して分岐栓を洗浄していたのにも関わらずこうなので、これは手入れの不行き届きとかではなくもう仕方のないことなんでしょう。
分岐栓やホースなど定期的に買い換えれば多少違うのかもしれませんが、消耗パーツも結構お値段が張りますから、そうなるとコストパフォーマンスはどんどん高くなってしまう。
更に言うと、本体内部に何がどれだけ使われているかもわからないわけで、交換できない本体パーツの劣化には個人では対応できないのです。8年間浄水できたとしても、8年後には本体が劣化しているわけで、それはフィルターを交換したからと言って変わらないもんね。
結局、長く使えるけど長く使えないんですね。これは。
以前書いた『現代人の身体には化学物質が確実に溜まっている 私がオーガニックおばさんになった理由』のなかでも似たような話題がちらっとのぼったことがありましたが、蛇口に限らず配管、その前の浄水設備など色んなところで、水はこういう化学的な不純物を含んで私たちのもとに運ばれているんですよね。
だからこそ飲み水の安全性を求めてわざわざ浄水器を買っているわけですから、せめて浄水器の内部くらいは常に清潔で安全でありたいと改めて感じました。
だから選んだピュリフリー

こんな身の毛のよだつ経験をしたので、今回フィルター交換では無く新しい浄水器を導入することにしました。
前回はそのコストパフォーマンスに惹かれて『ハイテクヘルスウォーター2』を購入しましたが、今回の経験で”長く使えるから良いってもんじゃない”と悟ったわたしは
・そこそこコスパが良くて浄水機能もまずまずなもの
・定期的に本体ごと新しいものに交換できるような手頃な価格の商品
・商品の情報開示が明確であるもの
という条件で浄水器選びをしました。
そこで選んだのが『ピュリフリー』(税込購入価格10800円)
ピュリフリーを選んだわけ
・フィルター交換できない一回きりの使い捨てタイプ
・直径109mm×高さ172mm、重さ185gととにかくコンパクト。
・一日10ℓ使用で最大2年間つかえる
・メーカー独占販売ではなく、ろ過能力情報も明確に開示(基本の13物質+2物質除去)
・取り付け簡単
上記の様なメリットがあるピュリフリー
今回はあえて使いきりタイプの浄水器を選びました。
ピュリフリーの詳しい仕様についてはこちら↓
浄水能力の点では他の浄水器に抜きん出て良いというわけではないのですが、値段がお手頃でそれなりに除去できて、コスパもまずまずというバランスが取れた浄水器というのが決め手になりました。
正直除去能力とかを求めたら、本当は↓のとかが欲しかったけれど
コストが高すぎる。
毎年買い換えても捨てても惜しくないくらいの無理のない値段のものを買うべきだと、今回の一件で悟ったので諦めました。
というわけでで選んだ結果がこのピュリフリー。
<ピュリフリー取り付け・使用感に関する感想>
・取り付け自体はすごく簡単
・小さくていい
・水もうまい
・分岐栓が原水シャワー・浄水ストレート・原水ストレートの三つに対応
・程よい頃に交換時期がやってくる
・一度にたくさんの浄水ができるのでストレスがない
が!!!!個人的には『これはちょっとなあ…』と思うところもありますです。はい。
・とにかく設置の見た目が…機能的ではない
・設置は簡単なのに説明書が単純明快とは程遠い
・分岐線の源水ストレートと浄水ストレートの違いがわかりづらい
写真見ていただいたらわかると思うんですが、ホースが二本ビョーンと出ていて、それを結束バンドで留めるという最高に原始的な設置スタイル。まあ、仕方ないとは思うんです、思うんですけど… ゆくゆくはこの辺ごちゃっとしたあたりが汚くなりそうだなと思ってしまいます…。
あとね、さっきも書かせていただいたんですが、設置作業自体はとても簡単なんです。分岐栓を取り付けて、ホースに金具をはめたら同じ色どうしの穴にホースを差し込むだけなんです。
なのに、説明書が恐ろしくまどろっこしい!おばさんにはつらいごちゃまんかん。
なにが大事でなにが大事じゃないかがさっぱりわからんし、一部の図解は一体何を説明したいのかわからない。想像力を結構働かせる必要があります。
説明書の読めないおばさんにはキツイ内容でした。涙 男の人は大丈夫なのかも?
まあ、それでもなんとか取り付けられましたのでよしとします!
繰り返しますが、ややこしいのは説明書で取り付けは至って単純ですからご安心を。
あと、この切り替えなんですけど原水ストレートと浄水ストレートが続きで切り替えになるんですね。
で、ご覧のとおり表示が似てるんです。アイコンの色も青と黒…実に似てる色。
水量が変わらないし出方も変わらないので、気づかず浄水で皿洗いしたことが二回ありました。がーん。
浄水のところ赤にするとか、背景も色つけるとかしてくれたらベターでしたね。老眼の母は間違いなく見えないですね、これは。
まあ、慣れれば大丈夫かな?とは思っていますが、念のためうちでは原水=シャワー 浄水=ストレート で使っています。
なんだかんだ言いたい放題言いましたが(爆)、わたしがデメリットに感じているところはあくまで衛生や浄水能力には関係がない点ばかりなんです。ワガママといったらわがままなんです。
肝心の機能やコストパフォーマンス的には文句ないので、このピュリフリーに変えてよかったな~と思っています。満足満足。
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