夫のアトピー改善シリーズ vol.1 遅発性フードアレルギー編

 

落ち葉舞う秋、皮膚トラブルを抱える方には辛い季節がやってきましたね~。

うちのアレルギー体質夫は乾燥シーズンになると粉ふきいも状態になります。今年も絶賛粉ふきいも中です♫

 

以前『夫の酷すぎる主婦湿疹を改善させた3つの方法』や『アトピーの夫が太鼓判!お手頃価格のおススメ風呂用浄水器』などでも触れましたが、うちの夫は20代に成人アトピー を発症して5年くらいかなり苦しんでいました。

その後、生活・体質改善をしてほぼステロイド無しで克服しました。

 
アレルギー体質は残っているので、季節の変わり目や心身がストレス過多状態になった時なんかには今でも皮膚症状がでることはあります。まぁでも、アトピーではなく『調子が悪い』程度におさまる程度です。
 
アトピー真っ只中の時の彼は本当にかなりひどい状態で、全身は真っ赤に爛れ、常に浸出液まみれの悲惨な状態でした。
 
一度は皮膚科に通いステロイドを塗ったことはありましたが、対処療法でしかない事実や塗ることで悪化した経験から、すぐにステロイドを辞めて、自然の流れで回復させるに道を選びました。
 
今日からしばらくの間、彼のアトピーを克服するために行ったことをシリーズ化して書き綴って行きます。今日はその第一弾。
 
彼のアトピー改善のためにやったことは一つ二つではないので、何回かに分けてそれぞれを詳しく書いていくつもりです。良ければ今後の続編と併せてご覧になってみて下さい。
 
我が家のやり方ではありますが、アトピーに苦しむ方にとって僅かでも参考になれば幸いです。

万病の原因とされる『遅発性フードアレルギー』の検査を受ける

 

夫のアトピーの原因を探る一つのツールとして『遅発性フードアレルギー』の検査を行いました。

 

最近でこそかなりポピュラーになった遅発性フードアレルギーではありますが、当時は日本でようやく知られ始めた時期。検査も普及し始めたばかりの頃でした。

今日はこの『遅発性フードアレルギー』について経験談と併せてご紹介していきます。

遅発性フードアレルギーとは?

遅発性アレルギーとは文字通り遅く発生するアレルギーのこと。食べてしばらくしてから起こるアレルギーです。

 
アレルギーと聞くと、原因物質に触れたり食べたりしてすぐに湿疹やアナフィラキシーを起こすようなアレルギーが一般的に知られていますよね?
 

こういうすぐに起こるアレルギーを即発性のアレルギーといいます。

一方原因物質に曝露してから時間が経過した後に起こるアレルギーを遅発性アレルギーといいます

実はアレルギーはすぐ起こるものばかりじゃないんです。

遅発性フードアレルギーのメカニズム

 

近年アトピーや難病、自閉症などに大きく関係するとして注目されている『リーキーガット症候群』。お聞きになられたことがある方も少なくはないはず。

 
リーキーガット症候群とは、腸内環境が悪くなることで腸壁に穴が空き、そこから腸内の食べ物(消化物)や有害物質が漏れ出すことを言います

詳しくはお医者さんによる専門のサイトをお読みいただくといいかと思います。

小西総合医療内科サイト:リーキガット症候群でお困りの方へ

リーキガットになると、腸壁にあいた穴から飛び出した食べ物やが血液中に取り込まれ、アレルギーを引き起こすことがわかっています。

 
これが遅発性フードアレルギーなんです。
 
食べてから随分と時間が経って起こるので、何が原因物質かもわかりづらい上に、不調の原因が食べ物(正確には腸に原因があるんだけど)にあるということに気付きにくいのが厄介なところ。
 
遅発性アレルギーは本当に多くの不調に関わりがあるとされています。
 
例えば、自己免疫疾患、アトピー 、めまい、筋肉痛、不安感、うつ症状、口臭、熱、食欲不振、息切れ、集中力低下などなど。これ以外にも沢山の症状が関係していると言われています。
 

検査で何がアレルギーなのかを調べて、アレルギーになっている食べ物を除去すると、これらの症状で悩まれている方も体調がぐっと改善するケースがあるそうです。

リーキーガットや遅発性フードアレルギーはあらゆる病気や不調に大きく関連していることが分かってきています。

今不調がある方はもちろん、ない方でも、健康で輝ける人生を送るために、専門の書籍等一読してみる価値はあると思います。

予備知識として知っておいて損なことはないですよ~。

遅発性フードアレルギーの検査はどこでどうやって受けるの?

遅発性フードアレルギーの検査は一般の病院では取り扱っていません

 
近所の保険が効く病院で『アレルギーを調べてください』と言っても、即発性のアレルギーを調べられるだけなのでご注意ください。
 
遅発性フードアレルギー検査は、保険が効かないような一部の自由診療の病院にて取り扱われています。
 
検査自体も健康保険非対応ので、検査費用は結構高額になります。涙
 
病院によって多少価格設定に違いがあるみたいですが、大体は30000円前後くらいはかかります。
 

遅発性フードアレルギー検査は自宅でもできる

夫が遅発性フードアレルギー検査をした頃、住む街は愚か、住む県にすらこの検査を取り扱う病院がなく、最寄りの取り扱い病院は車で2時間半の隣の県でした。

 
そんな遠くまで行って、診察費を払って(もちろん自費なので高額)検査をしてもらうのは金銭的にも時間的にも厳しかったので、Amazonで売っている自宅検査キットを使うことにしました。
 
自宅検査キットとは言っても、検査内容は病院での遅発性フードアレルギー検査と同じです。
 
自宅で専用のキットを使って血液を採取し、指示に従って送るだけ。とても簡単でした。
 

数週間で検査結果が送られてきます。

↓は遅発性フードアレルギーの検査ですが、検査できる項目数により値段が一万円くらい変わります。

戻ってきた検査の結果を元にアレルギー食品を除去

3週間ほど?で(うる覚え)検査結果が返ってきました。
 
こちらがその検査結果の用紙のサンプルです。ごめんなさい、夫本人の検査結果が見つからず、わたしの結果を代わりにサンプルとして掲載しました。
 
 

アレルギーになる食品別にどの程度アレルギー反応があったかをグラフ化してくれます。

写真の検査結果表の場合、緑色がアレルギー反応が殆どない、黄色がアレルギー反応が低い、オレンジが中程度のアレルギー、赤は高いアレルギー反応を示したという分類になります。

各食品のバーが伸びて赤いところに近づけば近づくほど、アレルギー反応が高く出たことになります。(わたしの検査結果は殆どアレルギーがない状態を示しています。)

うちの夫は乳製品、卵、小麦、バナナ、しいたけなどに強いアレルギー反応がでました。
 
乳製品と小麦はレッドゾーン。他10個くらいオレンジゾーンがありました。ぎょえー!!!!
 

乳製品と小麦類は完全除去。生活から排除です。

その他反応があったものは、食べる頻度をかなり減らしました。(それまでは毎日食べてたものが多かった)

 
すると、アトピーが徐々におさまっていき、かなり良くなったんです。本当にびっくり。
 
でも、うちの夫はもともと乳製品も小麦も大好き。
 
アトピーが良くなってしばらくすると、気を抜いて洋菓子を食べたりパンを食べたり…。オイ!
 
そうすると、如実に湿疹が出てましたね。遅発性フードアレルギーはかなり関係しているんだなと本人も如実に体感していました。
 
そんなこんなで不真面目な夫は、辛くなったら除去、食べたくなったら食べる、を繰り返して行ったり来たり。
 
彼の場合辞めるとすーっとアトピーが良くなるので、遅発性フードアレルギー食品の除去は有効だったと思っています。
 

アレルギー食物の除去をすれば終わりではない

 

これまでは遅発性フードアレルギーの紹介やうちの夫のケースを書いてきましたが、ここからはもう少し突っ込んだ話をしますね。

 
遅発性フードアレルギーでアレルギー原因物質がわかったら、除去すれば万事解決なのか?というとわたしはそうは思いません。
 
先にも書きましたが、遅発性フードアレルギーが起こる原因の一つである『リーキーガット症候群』が改善しなければ、アレルギー物質の除去はただの一時的な対処療法に過ぎないのです。
 
本当にアトピーを治したいのであれば、『なんで自分の身にリーキーガットが起こっているのか?』を追求する必要があります。
 

ちなみに一般的にリーキーガットは腸内環境の悪化が大きな原因と言われています。

最近、腸は免疫の要として注目され、『腸活』なんて言葉もよく聞くようになりましたが、腸は全身を健康に保つのに大変重要な役割を果たしているということがこのことからもよくわかります。

ちなみに腸内環境の悪化は
 
✔︎ 抗生物質や鎮痛剤など薬を多用する
✔︎ 乱れた食生活
✔︎ ストレス
✔︎ 不規則な生活リズム
 
など様々なことが原因として挙げられます。
 
遅発性フードアレルギー検査でアレルギー物質が多く検出されるというのは、腸内環境が悪化している証拠なので、検査結果を参考に生活を見直す必要があります。
 
原因を取り除いて生活していれば、徐々にリーキーガット症候群は改善します。
 
検査結果でアウトだったアレルギー食物を除去することで体感を楽にし、同時にリーキーガットになってしまった原因を探り無くしていくことが、本当の意味での改善につながります。
 
ちゃんと良くなれば、もちろん除去しなくてもアトピーは出なくなります。
 
うちの夫は今は全く食品除去していませんが、アトピーの再発はありません。
 
最初はアレルギー食物の除去していましたが、本格的に食事療法をしたり、薬に頼らない暮らしをしているうちに除去する必要がなくなりました。
 
(どんな生活改善をしたかは今後シリーズ内で順を追ってご紹介します)
 

なかなか治らない不調の改善目的はもちろん、自分の腸内環境を知るという意味でも遅発性フードアレルギー検査は一度受けてみて損は無いと思います。

私の知人でパン屋さんを営んでいる方がいらっしゃったのですが、娘さんのPMSや生理痛が尋常じゃなく重くなり相当悩んでおられました。

その娘さんも遅発性フードアレルギーをされたらしいのですが、小麦にものすごく強い反応が出たそうです。除去したら急に元気になり、不登校気味だったのに学校に普通に通えるようになったという話を聞きました。

 
遅発性フードアレルギーは結構お値段が高いんですが、辛い症状が改善されれば病院に通うこともなくなり医療費も浮くので、長い目で見れば節約になるかと思います。
 
何より、長年苦しんでいる不調の原因を探る手がかりになるのですから、なかなか従来の治療がうまくいかない方は是非試してみて頂きたいと思います。
 
ちなみに余談ですが、夫とは別の機会にわたしも遅発性フードアレルギー検査を受けました。(さっきの写真の結果)
 
結果がボロボロだった夫とは違い、わたしはかなり良好な結果が返ってきました。アレルギーとして除去しなければならないようなレベルの数値はありませんでした~!
 

腸内環境が良いことが証明されたのはかなりの安心につながりました。特に症状はなくても、自分の全身状況を知るという意味で、一度検査を受けてみてもいいかもしれません。

 

まとめ

アトピー性皮膚炎は年々増え、今や珍しくない病気になっています。

でも、よくある病気だから軽視していいか?というとそれは違います

アトピーの患者さん、そしてその家族は想像を絶する戦いを続けています。

わたしも夫のアトピーがひどかった時はノイローゼ状態でした。

かかないように手を紐で縛り付けて寝たり、良いと言われるものは何でも、大枚をはたいてあれこれ試しました。

苦しんでいる姿は今も忘れられません。

アトピーが良くなった今ですら、体調が悪くなりあちこちボリボリ掻いている姿を見ると、アトピーが再発したのでは!?と毎回ドキドキします。

今もアトピーで苦しまれている方は、子供から大人まで世界中に沢山いらっしゃいます。

今回記事にした遅発性フードアレルギーの様に、科学が進歩して少しずつわかってきたこともあります。

ただ闇雲に苦しむ時間を過ごさなくて良い時代が、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。

現に我が家はこういう手立てを駆使して、しつこい夫のアトピーを改善させました。

できることはまだまだ沢山あるはずです。是非、希望を持って回復への道を歩んでいきましょう。

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