夫のアトピー 改善シリーズ vol.2 砂糖断ち〜砂糖を辞めるのがいかに重要か〜

2日前に書いた『夫のアトピー改善シリーズ vol.1』に続いて、今日は第2弾。

前回は遅発性フードアレルギーの検査をして、夫の腸内環境について知ったところまで書きました。
 
今回はその続き、実際に彼の腸内環境を改善するためにやったことの一つ砂糖断ちについて書いていきます。
 
もしシリーズ第一弾『夫のアトピー改善シリーズ vol.1 遅発性フードアレルギー編』をまだお読みになられてない方は、そちらをお読みになられてからこの記事を読むことをオススメします。
 
この記事は前回の記事の内容の続きになるので、vol.1からお読みになられた方が、この記事の内容がぐっとわかりやすくなるかと思います。
 
前回の記事はこちら⬇︎

他のアトピー改善シリーズ

 

 

腸内環境を悪くする菌は砂糖が大好き

リーキーガット症候群とカンジダ菌の関係

 

前回の記事の中で、リーキーガット症候群の話について触れました。

同じ内容の繰り返しになりますが、腸内環境の悪化がリーキーガット症候群の大きな要因であることがわかっています。
 
タバコ、農薬、抗生物質など腸内の環境を悪化させる原因は様々ですが、今回のテーマである砂糖もその一つです。
 
なんで砂糖がリーキーガットに関係するのか?というと、悪い腸内環境を生み出す真菌『カンジダ菌』ちゃんは砂糖や小麦が大好きだからです。
 
カンジダ菌という名前については、小さなお子さんをお持ちのお母さんや女性なら聞いた事があるかもしれません。
 
そうです、カンジダ性皮膚炎とかカンジダ膣炎といったような疾患を引き起こす原因菌です。
 
カンジダ菌自体はどんな人にもいる常在菌で、腸や皮膚など体のあちこちに住み着いています。
 
身体が正常なバランスを保っていれば、良い働きをする常在菌がカンジダ菌の勢力を抑えていてくれるので、カンジダ菌は悪さをしません。
 
しかし、バランスが崩れて良い菌の力が弱まってくると、カンジダ菌を始めとした悪玉菌軍が猛烈に勢力を広げて身体に不快な症状を起こします。
 
皮膚でバランスが崩れればカンジダ性皮膚炎、膣内でバランスが崩れればカンジダ膣炎、口の中でバランスが崩れれば鵞口瘡(がこうそう)になるわけです。
 
同じことが腸内で起こるとリーキーガット症候群になります。
 

逆にいうと、リーキーガット症候群があるということは腸内環境が著しく悪くなっている証拠というわけです。

リーキーガットはアトピーに限らず様々な病気に関係しているので、身体の不調に悩んでいる方は是非一度関連書籍などをお読みになることをオススメします。知ってて悪いことはないですよ〜!

アトピー 改善には砂糖断ちは必須

 

先にも書きましたが、リーキーガット症候群はアトピーを始めとしたあらゆる病気と繋がりがあることが分かっています。

 
遅発性フードアレルギーの一因もリーキーガットです。
 
アトピーの原因であるリーキーガット症候群を治したいのであれば、カンジダ菌を減らして善玉菌と呼ばれる良い菌を増やしてやる必要があります
 
さっきも言いましたが、カンジダ菌ちゃんは砂糖や小麦が大好物。これらを餌にして元気に増殖していきます。
 
それに対して善玉菌達は食物繊維が大好き。
 
現代人好みの精白した糖類、炭水化物、食物繊維が少ない肉や油分などはカンジダ菌には天国ですが、善玉菌達にとっては食糧難の厳しい世界。
 
こういった食生活を続けていれば、言うまでもなく腸内環境は悪くなり、リーキーガットになり、果ては原因がわからない症状に悩まされるわけです。
 
つまり、本気でアトピー を治したいのであれば、お菓子やパンとの決別は絶対必須なんです!
小杉中行クリニック:怖いぞ、カンジダ症

 

夫の砂糖断ちは大変だったけど効果あり

砂糖を辞めるのは想像以上に辛い

 

『砂糖や小麦を辞めましょう!』

 
言うは易しですが実際に行うと本当に大変です。
 
言うまでも無く本人はかなり辛い。
 

アトピーの患者さんは砂糖が大好きな人が多いそうですが、昔の夫は間違いなくその一人でした。

ケーキやドーナツ、アイスにクッキーなど、とかく甘いものが大好き。毎日のスイーツ&コーヒータイムを生きがいにしているような生活を長年続けているような人です。
(そんな暮らしをしていたら、そりゃアトピーになるわな…)

 

甘いものを断ち始めた頃は、目を離すとすぐに戸棚を探って『何かお菓子はないかな?』と甘いものを求める始末。やる気ゼロだろお前…。

幾らダメといっても甘いものがそこにある限り貪り食うので、家から砂糖やお菓子、パン、麺類などを全て排除しました。

どんなに食べたくて探しても無い状態を作るのは砂糖断ちには効果があります。家族が食べているのに自分だけ食べるなというのは残酷です。

夫に悪いことは家族にも悪いわけですから、家族全員で断砂糖に挑みました!

わたしや子供も辛かったですが、甘いものとの決別は本人にとって本当に辛かったみたいです。
 
でも、辛かったのは最初の一〜二ヶ月だけ。
 
甘いものやパンを食べない暮らしに慣れると、そんなもんかと思えるようになりました…
 
…わたしと子供は!
 
肝心の夫は、気が緩むとケーキ食べたりしてた!キッ!
 
甘いものへの欲求は想像以上にしぶといです。
 

体感の変化が本人のやる気を引き出した

砂糖断ちをし始めてから数か月、時に外で甘いものや小麦に手を出していた夫ではありましたが、それでも着実に砂糖断ちをしていました。
 
遅発性フードアレルギーで引っかかった食品の除去も同時に行っていたので、徐々に彼のアトピーのおとなしくなり、肌は落ち着いて辛さもかなり減り始めていました。
 
そんなある日、彼は会社の飲み会で居酒屋に行き、どうしても断れずにコーラを飲んだんです。
 
すると、一気に痒みが誘発され七転八倒の苦しみが襲ってきました。
 
顔面蒼白で帰ってきて、全身を恐ろしいほどに掻きむしっていた彼の姿は今でもはっきり覚えています。
 
『痒い!痒い!痒い!痒いよ~~~~~~!!!!』
 
騒いで掻いて、ひっくり返っている夫。
 
そんな彼の口から『もう砂糖は摂らない…』という言葉がポロリとこぼれました。
 
コーラには白砂糖だけでなく、急激に血糖値を上げる異性化糖液糖や果糖ブドウ糖液糖など、質の悪い精白した糖分がどっさりと入っています。
 
もちろん飲んで数分で腸内環境に影響を与える訳ではないですから、彼の突発的な痒みの原因は腸内環境とは別のところにあるはずです。
 

恐らくあのコーラ地獄が起こった理由は、砂糖のヒスタミン誘発作用や急激な血糖値の上昇などが関係しているのかな?と推測しています。

いずれにしてもはっきり言えることは、やっぱり砂糖はアトピーに良くない

砂糖断をしていて突然大量の砂糖を摂取すると、いかに砂糖がアトピーに悪いかを如実に体感することができます。

結局、夫はコーラを飲んだ日は一晩中痒みでうなされてろくに眠ることができませんでしたし、掻きむしった皮膚が回復するまでに数週間を必要としました。

以来完全に砂糖恐怖症に陥った夫は、自ら砂糖断を率先して行うようになりました。

アトピー患者さんに限らずどんな人でも、砂糖を辞めると大なり小なり体調に変化があると思います。

わたしも昔は月の半分ぐらい偏頭痛に悩まされていたのですが、砂糖断ちをしてからほぼなくなりました。たまに砂糖を食べるとまた偏頭痛が起こるので、昔の偏頭痛は砂糖が原因だったんだな~と。

アトピーが治った今でも甘いものを食べると痒くなる

砂糖断ちを始めとした様々な生活改善のお陰で、夫のアトピーはすっかり良くなりました。
 
アレルギー体質は残るものの、今現在はアトピーではありません。
 
彼のアトピーが治った後もずっと、我が家は砂糖断ちの生活習慣を続けています。
 
しかーし!たまーに意志薄弱の夫は甘いものに手をつけることがある…。←ほんと懲りないやつ
 
そうするとやっぱりどこかに反応が出ます。ぽりぽり掻いたり、どこか腫れたり…。
 
アトピーが治ったとしても、再発防止の為には砂糖を避ける生活の継続は必要

です。

 

砂糖の害は腸内環境悪化だけではない

 

あま~いお砂糖が体に与える影響は腸内環境の悪化だけではありません。

現代人が何気なく食べている甘いものは、実は身体に多くの害を及ぼします。

よく知られているのは虫歯や糖尿病などですが、それ以外にも数え切れない程の弊害を引き起こします。

高い依存性は麻薬以上

砂糖の依存性は覚せい剤やコカインなんかよりもずっと高いとも言われています。
 
甘いものを食べると急激に血糖値が上がるために、一時的に気分が良くなります。
 
これはまさにハイになっている状況と同じです。大げさに聞こえるかと思いますが、砂糖は合法的に手に入る麻薬と言っても過言ではないです。
 
砂糖を摂って一時的に血糖値が上がり元気になりますが、急激に上がった血糖値は急激に落ちます。こうなるとまたイライラやくよくよ、疲れが始まるんですね。
 
するとまた甘いものを食べたくなる。⇒ 食べる
 
この繰り返しです。
 
身に覚えのある方いませんか?
 
私の友達もよく『甘いものでも食べて元気出して!』とか『子供にイライラしてチョコレートを食べまくってる!』なんて言っていますが、これはまさに砂糖依存。
 
砂糖を食べると一時的に気分が良くなることを身体や脳が知っていて、ついつい手が出てしまうわけです。
 
一度食べるとまた欲しくなる、砂糖は大変危険な物質です。

砂糖は副腎疲労の原因に

最近慢性的な疲労の原因として知られるようになってきた『副腎疲労』
 
副腎疲労は、原因不明の慢性的な疲れ、便秘や下痢、記憶力の低下、性欲減退、アレルギー、甲状腺疾患など数々のつらい症状を引き起こしますが、アトピーとも深い関わりがあります。
 
副腎疲労とは、腎臓の上にちょこんと乗っている小さな臓器の『副腎』が疲労した状態のことです。
 
副腎は身体を正常に機能させる様々なホルモンを分泌する役目を担っています。
 
疲れた副腎からはホルモンの分泌がうまくいかなくなり、このことが原因で身体に不快な症状を引き起こすのです。
 
アトピー患者さんにはよく知られる『ステロイドホルモン』も副腎から分泌されるホルモンの一種です。
 
アトピーはステロイドホルモンの分泌がうまくいかないことが原因の一つだと考えられています。
 
副腎疲労が起きればステロイドホルモンが分泌しにくくなる⇒アトピーを引き起こすと納得いきますね。(だいぶ乱暴な結びつけではありますが)
 
アトピー患者さんと深い関連がある副腎疲労、何故起こるのでしょうか?
 
副腎疲労を引き起こす原因は
 
慢性的なストレス
✔慢性的な感染症や炎症
✔乱れた食生活
✔カフェインの摂り過ぎ
 
など様々ですが、砂糖の摂りすぎも原因になります。
 
砂糖を食べるとインスリンの分泌が高まります。このインスリンが副腎のステロイドホルモンの一種である「コルチゾール」の分泌を低下させてしまうのです。
 
だから、やっぱり砂糖はアトピーに良くない!んです。腸内環境を破壊するだけでない様々な悪影響があるのです。
 
正直副腎疲労のメカニズムはとても複雑で、砂糖断ちの記事の片手間にちょこっと説明して終えられるようなものではありません。
 
でも、アトピーに苦しまれている方は副腎疲労についてはきちんと知っておいて損は無いと思います。
 
いつかもっと詳しく専門の記事を書きたいと思いますが、それまで待てない!とか、もっと詳しくしりたい!という方は、お医者さんが書かれた専門記事をお読みになられることをお勧めします。
 
以下にとオススメの書籍を紹介しておきます。併せて参照されてみてください。
 

血糖値の乱高下は身体に様々な影響を与える

先程も述べましたが、砂糖を摂ると急激に血糖値が上がり気分が良くなります。
 
但し、それはほんの一瞬のことで、急激に上がった血糖値は同じように急激に下がります。
 
急激な血糖値の乱れは、身体に色々な影響を与えます
 

抑うつ症状、動悸、めまい、腹痛、頭痛、筋肉痛、こわばり、イライラ、不安感など、誰もが一度は体験したことがあるであろう症状ばかり。

記事の最初の方でも書きましたが、わたしはずっと慢性的な頭痛に悩まされていました。
 
月に何回も割れるような頭の痛みに悩まされ、頭痛薬をがぶ飲みしなければ子育てもままならないような状態が何年も続いていました。
 
でも、砂糖を辞めたらあっという間に頭痛がなくなったのです。あっても年に一回くらい?殆ど頭の痛みに悩まされることがありません。
 
今考えればあれも血糖値の乱れが原因だと確信しています。
 
頭の痛みに悩まされていた時期は、毎日のようにお菓子を食べていました。
 

喉が詰まる感じや急な動悸など、頭痛の他にも砂糖をやめたことでなくなった原因不明の症状が沢山あります。

アトピーに限らず原因不明の体調不良に悩まされている方は、体調不良の起こるタイミングと砂糖を食べたタイミングの関係性を注意深く観察してみることをお勧めします

 

まとめ~砂糖はやっぱり良くないよ~

 
甘いもの、わたしも本当は大好きです。
 
『明日死ぬならスイーツバイキングに行って食べまくるのに!』が我が家の口癖ですもの(笑)
 
でも、ひと時の甘さを得る為に支払う代償が多すぎる。
 
甘いもので得られる幸福は永遠には続かないけれど、アトピーをはじめとする身体の疾患は24時間365日付きまとってくる。
 
先程も言いましたが、アトピーの患者さんにとって悪いものは、全ての人の健康に悪いのです。
 
今なんともなくても、ある日突然自分の身にも同じことが起こるかもしれません。
 
『腸は健康の要』と呼ばれるくらい腸内環境は大事なものです。
 
一時の幸福に気を取られて、本当の幸せを逃すのはバカバカしすぎます。
 
きっとこの記事を探し当てて読んでくださっている方は、アトピーなり他の症状なり、何らかの症状に苦しんでおられる人かそのご家族・恋人なんじゃないかな?と思います。
 
同じ辛さを経験した者として言いますが、砂糖を辞める辛さなんてアトピー患者さんが味わう地獄に比べたらなんぼもマシです。
 
毎日当たり前にわらって、眠って、幸せだと感じられる人生を得るために、是非『お砂糖との付き合い方』を本気で考えてみてください。
 

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