夫のアトピー改善記 vol.6 有害重金属の問題に取り組む

 

アトピーを改善させた夫がしたことを書き綴るこのシリーズも、6回目になりました。

 
今回は『有害重金属編』

 

わたしたちがごくごく当たり前に使ったり食べたりしているものから、体に有害な重金属を摂取・吸収しているということを皆さんご存知でしょうか?

日常生活でよく目にするものや使用しているもの、何気なく買って食べているものには実は目に見えない有害金属が含まれています。

身体の中に入った重金属は、気がつかない間にわたし達の身体に蓄積されています

ちょっとびっくりする話ですよね!

なんでわざわざ『夫のアトピー改善記シリーズ』にこの話を書いたのか?というと…もう予想は付きますよね?

そう、有害な重金属はアトピーをはじめとした様々な病気に関係しているんです。

近年日本でも病気と有害重金属の関係が注目され、一部の自由診療の病院などで医療として重金属デトックスみたいなのが行われています。

原因不明の不調が、実は有害重金属が原因だった…ということも珍しくないようです。

そんなこんなで、今回は有害重金属が身体にどのような影響を与えるか?や、我が家では日常生活の中でどんなことに気をつけたか?などをご紹介していこうと思います。

そもそも有害重金属って何?何故身体に悪いの?

 
有害重金属というと、皆さんはどんな金属を思い浮かべますか?
 
わたしは、アルツハイマーの原因だと言われているアルミニウムとか、水銀やカドミウムのような公害を起こしたことでよく知られるものなんかを想像しますね。
 
この他にも最近その毒性が注目されている有害重金属には、アンモチン、ヒ素、バリウム、ベリリウム、ビスマス、鉛、プラチナ、タリウム、トリウム、ウラン、ニッケル、銀、スズ、チタンなどがあります。
 
聞いたことあるもの、聞いたことないもの、色々ですね。
 
これらの有害重金属は環境、食物、土壌、生活用品など様々な場所に含まれていて、私たちは気づかない間に食べたり、触れたりしています。
例えばヒ素
 
カレーの毒物事件で有名な毒性物質ですが、実は日本人が好んで食べる『ひじき』に沢山含まれています。
 

また、殺虫剤やスモッグなどのいかにも有害そうなものから、果てはシャンプー石鹸に至るまで、あらゆる場所にヒ素が潜んでいます(シャレじゃないよ?)

ヒ素は一瞬で大量に取れば急性中毒になることはよく知られていますが、長期にわたって微量に摂取されていると、ヒ素が原因だとは考えもつかないような不調の原因になることがわかっています。(皮膚炎や嘔吐、下痢、筋肉衰弱、倦怠感、心臓血管への影響、末梢神経への影響など)

他にも、カドミウムなんかが日本人の体内に最も蓄積していると言われる有害重金属です。

日本人の主食であるお米にカドミウムが含まれています

水田の土壌中に含有されるカドミウムを、そこで育てられたお米が吸い上げ蓄積するためです。

他にも、魚介類、タバコの副流煙、ペンキ、電池、合成ゴム、食器、調理器具など多岐にわたって含まれています。

カドミウムはイタイイタイ病の原因物質であったことで有名です。

長い間さらされ体内に蓄積すると肺気腫、腎障害、骨が脆くなるなどの影響がでると言われています。

また、も気づかずに多く触れる機会がある重金属です。

古い水道管に使われていたことが問題になったことがありますが、水道管以外にも排気ガス、食器、調理器具、絵の具、ガラス製品など極々身近に触れるものに含まれています。

ちなみに以前書いた『〈ナチュラル断捨離〉炊飯器捨てて安全な土鍋に変えたらご飯タイムが幸せすぎる』という記事でも鉛やアルミニウム、カドミウムの毒性について触れています。よければ参照してみてください。
こういった有害性のある重金属は自分達が想像する以上に様々な場所で使われ、わたしたちは気づかない間に晒されています
 
辛く治らないアトピーなどの原因不明の不調が、実はこうした有害重金属の蓄積だったというケースも少なくありません
 

(↓のお医者さんのサイトでも、有害重金属を排出する治療をしたところ、アトピーが改善したという患者さんのお話が紹介されていました。)

最近ではわかりやすい関連書籍なども多く発行されているので、なかなか良くならない不調を抱える方は、知識を増やすという意味でも読んでみることをおすすめします。

 

「重金属」体内汚染の真実 ―ほんとうのデトックスのすすめ
水銀、鉛、カドミウム、ヒ素・・・。有害な重金属は知らないうちに日本人の食生活に入り込んでいる。有害重金属による健康被害と、有害重金属をデトックス(浄化)する方法を紹介
 

 

デトックスシステムの超革命 Dr.シェードのハイパー解毒メソッド 万病の元《重金属》排泄はこれでOK!
歯科用アマルガムや魚の摂取、ワクチンなどの水銀があなたの体を蝕んでいる。従来の検査方法では、毛髪や尿に水銀が検出されると、体内に水銀が溜まっていると推測していた。検出されない人=異常なしと思われていたが本当は真逆だった! …
 

 

病気はいくつもの要素が折り重なって発症する

 
普通に暮らして普通通りご飯を食べていれば、おそらく誰もが大なり小なり重金属を摂取し、蓄積させているかと思います。
 
じゃあ、病気につながる人と繋がらない人の違いは何なんだろう?って感じですよね。
 
それは、暴露され蓄積している重金属の量と、その人の身体の感受性、解毒の得意不得意、生活習慣などにに関係していると言われています。
 
勿論、有害重金属が多く貯まれば貯まるほど、病気になるリスクはあがります。
 
でも、同じ量の重金属を蓄積させても全然問題ない人もいれば、体調不良になっている人もいます。
これは、その人の身体の感受性の問題なんだそうです。
 
また、解毒機能の強い弱いには遺伝レベルの体質があることもわかっています。
時々、『アトピーの患者さんは解毒できない体質の人に多い』なんて話を耳にしますが、こういうことが関係しているのかな?と思います。

つまり、アレルゲンと呼ばれるような何か一つがアトピーの原因ではないというわけです。

遺伝的素因、重金属への暴露、その他にもこれまでの記事で書いてきた腸内環境ビタミンD不足他、化学物質や電磁波などなど人間の身体に悪影響を及ぼすと言われているものが五万と存在します。

こういう原因が積み重なって許容範囲から溢れて出てしまった時、人は病気になるのです。

どのくらい重金属が溜まっているのか調べた

 
遺伝子レベルの体質についてはもうどうすることもできませんが、有害金属への暴露を減らすなど、自分たちの努力でできることはいくらでもあります。

アトピー改善は勿論ですが今後の健康維持の為にも、有害な重金属の問題は対処しておいて損はありません。

 
というわけで、我が家では手始めに夫に毛髪ミネラル検査という検査と、オリゴスキャンという検査を受けてもらいました。

 

どちらも自分の中に蓄積した有害重金属の量を測ることができるものです。加えて、体に必要な必須ミネラルの過不足なども知ることができます。

毛髪ミネラル検査』は重金属が蓄積しやすいと言われる髪の毛を検体として行う検査で、自宅でできるキットも販売されています。
自由診療の病院で受けるような精度の検査が、自宅から郵送でできるので便利です。
髪の毛を切って送るだけ。大変手軽にできます。

オリゴスキャンという検査も同じ様な内容ですが、こちらは手のひらに専用の機械を当てて解析します。
こちらは専門機材を持っている病院でのみ受けることができます。

その検査結果で、うちの夫が突出して検出された重金属がありました。

それは、

出るだろうな~と思っていたけど…やっぱりね。

その他の項目はそれほど問題あるレベルではなかったんですが、鉛だけが危険ゾーンに入っていました。テストで言ったら学年1位レベル(爆)

でも、これは予想していたことだったので驚きゃしませんでした。

というのも、うちの夫は外で働く人なんですね。

建設関係の仕事をしているので、建設機械関連の排気ガスに年中晒されています。

有害なものは間違いなく身体に蓄積されているってことを、目に見える形で見て改めて感じました。

本人も散々わたしにあれこれうるさく言われていたので覚悟はしていたようですが、あまりの数値のひどさに唖然としていました。

有害重金属排出の為にしたこと

 
身体に入った有害な重金属は、本来身体に蓄積されることなく排出されるといいます。

じゃあ、なんで溜まるのか?

これは出し入れのバランスが崩れることが原因。

入れたものを出しきれないで身体の中に溜め込んでいくわけです。

簡単に言うと 入る量>出る量 になるとダメってことですね。

なるべく入れないでなるべく出す、これを繰り返していけば徐々に蓄積する重金属の量が減っていきます。

というわけで、うちでも

①なるべく入れない
②なるべく排出する

という二つの柱で有害重金属対策を行いました。

ただ、ネックとなる仕事を変えることはなかなか難しいので(本当だったらしたほうがいいのだろうけど)、日常レベルになりますがとにかくできることを全力ですることにしました。

文中に出てくる自費診療の特殊な病院か行けば、より早く医師の下で重金属の解毒治療ができます。

でも、そういう治療はとてもお金がかかるし、近隣に重金属の解毒治療を扱う病院がなければできません。

そういう特別な治療を必ずしも受けなくてはならないか?というと、そうではありません。

勿論お医者さんに通うほうが、よりスピーディーにより専門的に解毒ができるのは確かです。でも、普段の生活の中でもできることは沢山あります。

辺鄙な土地に住んでいてなかなか最新の解毒治療を受けられなくても、お金がなくて自由診療の病院に通えなくても、気をつけて取り入れられることをすれば結果は付いてくるはずです。

というわけでこれからご紹介するのは、我が家が個人レベルで行った対策になります。

身の回りで有害重金属を含むものをなるべく減らす

まず、基本はこれ。
 
有害重金属を含むものを身の回りからできる限り排除しました。
 
もう食べ物にも重金属が含まれる時代、全てを排除することは難しいです。
 
スモックや排気ガスに含まれる訳ですから、空気を吸うだけでも重金属に暴露します。
 
それら全ての有害重金属を排除するのは本当に難しい。食べるものなくなっちゃうし、息もできなくなっちゃう。
 
でも、それでもできることをすれば少しでも違うと思って、こんなことをしました。
✔ 食器の見直し
✔ 無農薬の食べ物を取り入れる
✔ 調理器具の見直し
✔ 玄米は避ける
など

細かいものは他にもあるのですが、時間とスペースの関係上大まかなものだけ。

<食器・調理器具の見直し>

まず食器・調理器具の見直しですが、これは先ほどにも紹介した『〈ナチュラル断捨離〉炊飯器捨てて安全な土鍋に変えたらご飯タイムが幸せすぎる』という記事の中でより詳しく触れています。

普段何気なく使っている食器や調理器具などには、鉛・カドミウム・アルミなどの有害な重金属を含む商品も数多く販売されています。

中国製の食器にアサリを入れておいたら、釉薬から溶出した有害金属であさりが死んでしまったという逸話もあるほどです。

夫のアトピーは勿論ですのが、子供や自分の健康の為にもなるので、思い切って食器・調理器具の半分以上をより安全性の高い無鉛・無カドミウムの食器やステンレスの調理器具に変えました。(痛い出費だったけど…涙)

個人的にオススメしたいのは『森修焼』やサンエフ陶器さんの『おいしい器』シリーズです。

無鉛・無カドミウムで作られた商品が沢山あります。

<無農薬の食べ物を取り入れた>

農薬にも重金属が含まれたりもするので、これもできれば避けたいと思いやめました。

というか、もう農薬自体に毒性があってアトピーとの関連性も謳われているので、重金属云々以前に農薬は出来るだけ避けたほうがいいと思います。

結果、その中に入っている有害重金属も摂らなくなったというのが正しい表現ですね。

農薬は摂っていいことはひとつもないと思っています。

ただ、無農薬の食べ物はとてもお値段が張るというのも事実です。

金銭的な事情で全てを無農薬に変えるのは到底無理という場合もあります。(うちもそういう時ある)

そういう時は、洗い方や調理の仕方を工夫することをおすすめしますこれだけで農薬への暴露量が全然変わります

無農薬の食べ物を続けることがキツイ時は、そういった知恵を利用して身を守ることも重要です。

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食品の安全な食べ方を20年以上前に初めて具体的に示し、
画期的な書として版を重ねてきた信頼のロングセラーが、手軽な文庫になって再登場!
 

<玄米は避ける>

重金属を含む食品は数多くありますが、日本人が最も有害重金属を摂取している食品源は米なんだそうです。

特に残留しているのが糠(ぬか)

米に残留する農薬や重金属の殆どがにあるんだそうです。

糠は栄養もあるんですけど、その分汚染もされているということですね。

というわけで、玄米はなるべく食べないようにしています。

でも、白米も個人的にうーん(栄養が無いし血糖値を急激にあげるから)なので、お米屋さんで無農薬米を8分付きくらいにしてもらって食べています。

胚芽と薄いぬかの膜が残るくらい。

それでも結構多くの糠が削ぎ落とされるので、多少気休めにはなると思います。

解毒野菜・野草を積極的に食べる

 
野菜・野菜の中には有害金属にくっついて外に排出しやすいものがあります。
 
例えば、最強の解毒野菜ともいわれているパクチーなんかが有名な例です。
 
他にも、玉ねぎやほうれん草、ブロッコリー、キャベツ、にんにく、アボカドなどにも重金属排出を促す効果があります。
 
また、スギナ、ヨモギなどの野草やアクの強い春野菜(フキノトウやタラの芽など)も高いデトック作用があります。
 
身の回りには素晴らしいデトックス食材が溢れているので、普段の生活からとにかく意識的にこういった解毒効果のある野菜・野草を取り入れるようにするといいです。
 
ちなみに、うちではヨモギのお茶やパクチーなんかが特段活躍しています。
 
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水分を摂ることを忘れない

 
よく汗をかいてデトックスをしようという表現を見たりしますが、実は汗から排出する毒素の量というのはごくわずか
 
寧ろ有害物質は尿中から排出される量の方が多いのです。
 

汗をかくことは勿論大切なことですが、それと同じか同等以上に尿を出すことが大事。

つまり、適切な水分を取ることが大切になってきます。

うちの夫は結構水分取らない人で、以前は言わなきゃ飲みませんでした。こういうのも重金属を溜めやすい原因だったのかな?と思います。

口うるさく飲め飲め言われたからか、今はちゃんと飲むようになりました。

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まとめ

 
本当はもっと色々細かいことなども対策していったのですが、ごめんなさい、時間と体力の関係上かなり割愛したところがありました。
 
さらーっとではありましたが、身体の不調と有害重金属の関係や我が家で試したことをご紹介しました。
 
これまでのアトピー改善記の中でも再三同じことを繰り返していますが、これ一つやったからすぐにアトピーが改善するか?と言ったらそれは違うと思います。
 
本記事中でも述べましたように、病気というのは色んな要素が複雑に絡み合い起こることだと思っています。
 
でも、何かひとつをしたくらいでは改善しないから、だから一つ一つの要素を取り除かなくてもいいというわけではありません。
 
複雑に絡み合って出来上がった病気を、一つ一つ紐解いていかなければ健康を取り戻すことはできないとわたしは夫の経験を通して実感しています。
 
千里の道も一歩から。まさにこの言葉通りです。
 
うちの夫のアトピー改善も本当に色々な事を同時にしました。
 
結果すっかり良くなったわけですが、おそらくどれか一つが欠けても改善することはできなかったと思っています。
 
手間や労力、そして知識が必要なことが沢山あります。
 
でも、逆に言うとそれだけまだまだできることがあるってことです。
 
今アトピーに悩まれている方、そのご家族の方、アトピーじゃない病気に悩まれている方、はたまた健康な方まで、誰もが有害重金属に気をつけて健康的になることはあっても、余計不健康になることはありません。
 
小さな一歩ではありますが、是非身の回りの有害重金属に目を向けてみてください。
 
長らくお読みいただきありがとうございました。

 

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