抱っこはいつまで?赤ちゃんの抱き癖はつけないようにするべき?毎日抱きっぱなしだった母親が語るよ

『抱き癖』

それは、赤ちゃんが泣くたびに抱っこをした結果、泣けば抱っこをしてもらえることを赤ちゃんが覚え、年中抱っこを泣いてせがまれるようになることであ〜る。
 
『抱き癖』
 
それは、赤ちゃんにとってはお母さんとのスキンシップになるけれど、お母さんにとっては家事も仕事も出来ない地獄であ〜る。
 
こんにちは、子供が生まれてから丸1.5年とにかく抱いて抱いて抱きまくっていたアラフォーJADEです。
 
思い起こせば10数年前、わたしは1日のほとんどを赤子を抱いて過ごしていました。
 
ご飯を食べる時にも片手は赤子、洗濯する時も赤子、とにかく子供が起きている間はひたすらに抱っこ。
 
類稀なる抱き癖ベイビーを育てました。
 
そんな抱き癖は、世間一般では『つけないようにするべき』という意見も多いですよね?(特に年配の方々から良く言われる)
 
でも、育児書なんかには『出来る限りスキンシップしてあげましょう』と、むしろ抱っこ推奨的な文言が載っています。
 
い、いったいどっちなんじゃ?
 
『抱き癖はつけるべきなのか?つけないべきなのか?』
 
わたしがそんな悩みに揺れていたのは、もう石器時代くらい前のことですけど、当時のわたしはそれはそれはこの『抱き癖』について悩んでいました。
 
この抱き癖の悩みは、あの当時はわからなかったけど、今になってみて初めて思うことが沢山あります。
 
今日はそんな我が家の抱き癖体験談について書いていきます。
 
今、子供の抱っこに悩んでるお母さん方(^^)よければ一読してみて頂ければと思います。

抱き癖をつけて後悔したこと(デメリット)

 
 

いつもブログ記事で何かのメリットデメリットを語るときは、大体メリットから書いていくのがわたしなりの慣例です。

でも、今日はデメリットから。
 
いきなり悪い話をされると気分が落ち込むかもしれませんが、わたしがお伝えしたい本題はメリットからです。

 

ですので、もしお時間と気力が許すのであれば、デメリットの後のメリットもお読みいただければと思います。

抱き癖をつけて悔やまれたことを箇条書きにしてみましょう。

✔とにかく大人の負担が大きい

✔他の人から『抱きぐせね』と言われてストレスになる

✔保育園や幼稚園に通い始める時が親も子も精神的な試練

すごく大まかですがこんな感じ。

大人(親)の負担が大きい

まず、とにかく親が大変です。

うちの子の場合、起きているあいだはとにかく抱っこでだったので、炊事・掃除・洗濯も子供片手にしていました。

子供が本当に小さいうち(3ヶ月まで)とかはそれでも大丈夫でしたが、重くなり始めてからは子供片手に力仕事もできなくなりました。

結果、日中子供が起きている時間は殆ど家事や雑務がこなせないので、いつも子供が夜寝たあとに家事をします。

夜8時になんとか寝かしつけた後は、怒涛の如く時間が過ぎてゆき、毎晩寝る時間は午前様。

朝起きたら、昼寝を除く時間の殆どは子供の相手&抱っこに費やしていました。

毎日本当にへとへとでした。

誰かに預けることもできない環境だったので、正直頭がおかしくなりそうでしたね(涙)

程度こそ少しずつ変わってきたものの、この抱っこ抱っこ生活は子供が一歳半になるまで続きました。

他の人から『抱きぐせね』と言われてストレスになる

 

次いで思いつくデメリットは、外から言われる『抱きぐせね~』的な言葉にストレスを感じるってことです。

 
これは結構悩みでした。
 
子供が抱っこをせがんでいる様子を見た年配の人なんかが、結構『あら、抱き癖ついてるわ』みたいなことを言うんです。
 
子育て中とてもセンシティブになっている時期は、この何気ない一言が心にぐさぐさと突き刺さりました。
 
そもそも『抱き癖』=ネガティブなワードなのか?もよくわからないけど…、でも、あの頃の自分の状態では非難されているように聞こえましたね。
 
見知らぬ他人が放った『抱き癖』の一言に、”わたしはダメな母親なのか?”とか”うちの子だけなんでこんなに抱っこなの?”とか…悶々と悩む日々でしたね(遠い目)
 

保育園や幼稚園に通い始める時が親も子も精神的な試練

 

“抱きぐせが付かないように赤ちゃんが泣いても抱っこはしないでおく”

 
アメリカではこんな乱暴なトレーニングがされているようです。(日本でもかな?)早いうちに自立させるという考えですね。
 
赤ちゃんを抱えていらっしゃるお母さんならお分かりかと思いますが、我が子が泣いて泣いて泣いて泣いて泣いて~~~の姿を見ながらに、泣く赤子を放っておくことの罪悪感は半端じゃありません。それはそれは胸が痛くて、心臓発作起こすんじゃないかってくらい。
 
だから、耐えられなくて泣くままに抱っこする→抱きぐせになるみたいな感じですよね。
 
ちなみに、抱っこ抱っこで育ったお子ちゃまの場合(全てのお子ちゃまに当てはまるかは謎?ですが)この試練を幼稚園や保育園の入園時に味わいます。
 
常にそばにいて、不安な時は寄り添い、べったりとくっついていた母親から離れる瞬間は…そりゃもう泣きます…
 
赤ちゃんの時に比べて知恵や感情も発達しているので、本人も相当きついでしょうし、親もきついです。(おこちゃまが放つ言葉や素振りも親の胸をこれでもかというぐらいえぐります。)
 
うちの子の場合、幼稚園入園から離れたのですが、入園して一ヶ月は本当に地獄でした。
 
幼稚園のHPで毎日更新される園内の風景の写真を見ると、常に先生にしがみつく姿が写されていました。
 
幼稚園初日は数時間の保育でしたが、行きも帰りも泣きべそ顔…。
 
毎日泣く子供を連れて幼稚園に行くことは、親子で試練でした。
 
勿論入園一ヶ月もすると慣れてきて、それほど泣くことも無くなったんですけど。
 
それでも他の子よりは長かったかな…。抱き癖以前に性格上の問題もあるんでしょうが。
 
良くも悪くも親離れする時は子供は泣きます
 
それが後になろうが、先になろうが、親にとっても子供にとっても試練であることは変わりがないです

抱き癖育児で良かったと思うこと(メリット)

 

 

さて、デメリットを先にお読みになられたママさん。結構暗い気持ちにさせてしまったかと思います。ごめんなさい。

 
大丈夫!実は今になって考えてみると、抱き癖ベイビーを育てたことはメリットの方がいっぱいあるんです!!
 
何故デメリットを先に持ってきたかというと、記事の最後を暗い雰囲気で終わらせたくなかったからです。
 
せっかくいっぱいいいところがあるのに、最後ネガティブな内容で閉めるのは勿体無い!!
 
それくらい、わたしは抱き癖育児をして良かったと思っています。
 
それでは先程と同じようにまずはメリットの箇条書きを。
✔後悔することのない十分なスキンシップがとれる

✔依存関係=強い信頼関係

✔抱き癖育児の親子は思春期になっても親子関係がそれほど悪くない

✔子育てをやりきったという充実感

 

後悔することのない十分なスキンシップが取れる

子供と肌で触れ合い、互いに温もりを感じる安心感を存分に味わうことができました

赤ちゃんの頃には当たり前だった触れ合いも、小学生の中学年くらいから極端に激減していきます。

その頃になってくると、周りのお母さんから『もっといっぱい抱っこしてあげればよかった』という話を聞いたりするのですが、抱き癖ベイビーを育てたわたしはそういう後悔はありません。

もちろん母親として未熟な面がたくさんあるので、育児全体に関しての反省や後悔は腐るほどあります。

でも、傍にいてあげれば良かった…みたいな悔みは一切ないです。

そりゃそうだ、だって、もう最大限の時間一緒にいたもんね。

小さな子供の子育て中は、こんな風に考えられる余裕はありませんでした。

とにかく一人になりたくて、一人でのんびりご飯が食べたくて、一人でゆっくり読書がしたくて、一人でゆっくりお昼寝したくて…365日24時間心身ともにヘトヘトでした。

だから、抱き癖がついた我が子を見てため息もいっぱいついてきました。

でも、今になって頭に浮かぶのは『やって良かった』という満足感のみ

子供が大きくなれば、子供と触れ合い分かり合うことが徐々に難しくなっていきます。

中学生になって抱っこしたくても、絶対させてくれません(爆)

今、もし20代前半の子育て中のわたしに声がかけられるなら、『今は大変だけど後から絶対に良かったと思うから、思う存分抱っこしてあげて』というと思います。

どんなに泣き虫で手が掛かる子供でも、中学生になってまで抱っこをせがんでくる子はいません。

ベビたんの育児中はそれが永遠かと思われるぐらい長く感じますが、過ぎてみれば親子でベタベタ出来た時間なんてほんのわずかです。

これから長い間ずーっと親子として関わっていきますが、抱き癖なんて言えるのは長くて二~三年です。

 

触れ合えない、見守るしかない時期の方がずっと長いです。

抱きぐせだろうがなんだろうが、触れ合えて抱きしめられるうちに抱いて愛情を伝えてあげた方がいい

今のわたしは心底そう思っています。

皮膚感覚から生まれる幸福: 心身が目覚めるタッチの力
「露出した脳」、「人体最大の臓器」などともいわれる皮膚。
皮膚と何かが触れることで起こる感覚=「触覚」は、ヒトの身体や心理に深く関わり、触れること――タッチングは人を癒し、幸福感をもたらす。
親子関係をはじめとした人間関係など他者との関係や愛着を築くうえで触れる力が与える影響を利他や慈愛の心から読み解き、タッチングの現代的な可能性に迫る。
 

依存関係=強い信頼関係

 

おこちゃまが抱っこをせがむのは、それだけお母さんを信頼しているからです。

不安になった時に駆け込めるシェルターなわけです。

抱き癖なんていうと聞こえが悪いですが、”抱っこ~抱っこ~”は信頼関係の証だと思います。

それだけお子さんに安心を与えているお母さんである証拠。

『抱き癖がついてるわね~』なんて言われても、一個も気にすることなんかありません。

抱き癖がついている=お母さんとお子様の絆がそれだけ強い ってことなのです。
(抱きぐせがないお子さんとお母さんの絆が弱いというわけではありませんのであしからず)

だから心配しないで大丈夫!!

ご自身の子育てに自信を持ってください。

外野は時に言いたいことを言いますが、一番大事なのはお子さんとお母さんが幸せでいることです。

抱き癖育児の親子は思春期になっても親子関係がそれほど悪くない

これは正直個人的な主観と分析なんですが、思春期のお子さんを見ていると、抱っこ抱っこの育児をしてきたおうちのお子さんの方が、親と話したり悩みを分かち合っている傾向にあると思います。

 
わたしは別に心理学者でもないし、統計をとったわけでもないのであくまで主観です。
 
自分の周りを見回した時に、小さい時にお母さんから泣いて離れなかったお子さん達のほうが、思春期の反抗期でも親と密接な関わりを持っているように見えます。
 
勿論すべてがこれに当てはまるわけではないのですが、悩み事の相談や日常の出来事など、親と共有するお子さんはわりと抱っこされて育った子に多いと感じます。
 
そりゃ、反抗もしますよ?反抗期ですのでね。
 
でも、反抗してても親が大好き!な子が多い気がします。
 
これは抱き癖に関係するかはわかりませんが、自分の周りを見るとそういう傾向を感じますね。

 

幸せになる脳はだっこで育つ。-強いやさしい賢い子にするスキンシップの魔法-
子どものうちは、なによりスキンシップが 大切!
スキンシップをすることで、オキシトシンというホルモンが出て、「ストレスに強くなる」「情緒が安定す る」「記憶力がよくなる」「病気になりにくくなる」など、いろんな良いことがあります…
 

子育てをやりきったという充実感

 

これは先述の内容の重複になりますが、後から『もっと抱っこしてあげれば良かった』の後悔がないので、子育てやりきった感はすごいです。

あの頃の全人生を子供に捧げた自信だけはあります。
 
わたしは専業で社会的な取り柄もない母親なので、育児や家事しかしていない自分に自信がありません。
 
働きながらお子さんを育てていらっしゃるすごいお母さんがいっぱいいます。
 
その中で、この現代という時代において、専業で子育てだけしている自分。
 
そんな自分を時に最大の怠け者だと思うこともあります。
 
でも、こんな自信もへったくれもないわたしではありますが、子供の赤ちゃん時代に全力をつぎ込んだということだけは自信を持って言えます。
 
だから、抱き癖のついた泣き虫ベイビーだった我が子に感謝です。
 
母としてやりきったと思わせてくれたのは、他でもない抱き癖我が子だったからです。

まとめ

 

 

長くお付き合いいただき本当にありがとうございました。

今、子供が中学生になって思うことは『母と子がびったりと寄り添い会える時間なんて、長い人生の中で瞬きほどの時間でしかない』ということです。
 
育児でいっぱいいっぱいの時はそんな気持ちには全くなれず、『早く幼稚園に入ってくれ…』とか『わずかでもいいから一人で遊んでくれ…』という頭しかありませんでした。
 
別にあの頃の自分の考えが間違っていたとは毛頭思えません。
 
人生はそれぞれでステップがあって、後になって気づくことが沢山あるものです。
 
ただ、一つだけ声を大にして言いたいのは『抱き癖』=ネガティブではないということ。
 
抱っこするかしないかは単なる個性です。マジで!
 
どんなにお金をつぎ込んでも、人智の限りを尽くしても、赤ちゃんは泣くし、子供は泣きながら成長していきます。
 
小さいうちだけでなくて、大人になる過程、大人になってからもね。
 
人は泣いて、苦悩して成長していく生き物だから。
 
後にも先にも必ず泣くのであれば、赤ちゃんとしてこの世にいる僅かな期間ぐらい、お母さんの胸に抱かれて安心していてもいいと思う。
 
勿論、お母さんの体力やストレス、事情などが許せばです。(これもとても大事なことです。母親だからって我慢し続けるのは無理!)
 
でも、子供が泣くからと抱っこをすることは絶対に悪いことではないし、傍からとやかく言われることでもありません。
 
抱っこしようがしまいが、お母さんが今悩んで一生懸命している育児はそれがベストなんです。
 
人と比べることも、人の言葉を気にして傷つく必要もありません。
 
どうか自信をもって!!
 
そして、人生で最もハードで愛に満ちた時間を、どうかどうか楽しんでください。
 
わずかながらの先輩として、皆さんを応援しています♪

 

月刊クーヨン 2018年 09月号 [雑誌]

【特集】
だっこ・おんぶを見直してください。

・だっこ・おんぶ、きほんの「き」
迫きよみさん(NPO法人「子育てを楽しむ会」)
・ だっこではじめるわらべうたあそび…

 
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください