夫のアトピー改善シリーズ vol.8 アトピー克服中に使っていた入浴剤を紹介

成人アトピーを克服した夫の体験談を語る『夫のアトピー改善シリーズ』

前回のシリーズ第七弾から随分と時間が空いてしまいました。

久しぶりとなる今回は夫がアトピー克服中に愛用していた入浴剤をいくつかご紹介したいと思います。

アトピー患者さんにとって入浴中と入浴後というのはとても辛い時間だと思います。

わたしの夫もアトピー闘病中の時はとにかく風呂が苦痛でたまらないと言っていました。

温まると痒い…

風呂上がりに猛烈に乾燥して痒い…

塩素を抜かないで溜めたそのままのお風呂になんてつかろうものなら…ピリピリピリピリして地獄の時間になると嘆いていました。

時にはあまりのしんどさにお湯につかることもできず、寒い冬でもシャワーで済まして出てくるなんてことも…。

多分アトピー患者さんならこの気持ち痛いほどお分かりになられるのでは?と思います。

そんな夫の入浴ストレスを解消しようと、何かいい入浴グッズはないものか?とあれこれ試させました。

その中で本人の体感が良く、保湿効果や温熱効果が高かったものを今回はいくつか取り上げさせていただきます。

今、アトピーや湿疹の痒みでお辛い皆さん。宜しければ一読してみてください。

入浴剤をお風呂に入れる目的は保湿と温熱効果

アトピーを克服したうちの夫が使っていた入浴剤をご紹介する前に、うちではどんな目的で入浴剤を使っていたか?だけ軽くお話させていただこうと思います。

というのは、この記事でご紹介する入浴剤は『アトピーを治せるもの』ではないからです。

これまでのアトピー改善シリーズでも再三同じことを書かせて頂いてきましたが、アトピーは皮膚に何かを塗ったからといって治る病気ではないです。

免疫力の低下・免疫の異常が皮膚症状として現れているだけで、アトピー自体の問題の原因は皮膚にはありません。

だから、今回ご紹介する入浴剤を『アトピーを治す効果』を期待して使われるのであれば、その期待には応えられないと思います。

じゃあ何でうちでは入浴剤を一生懸命使っていたのか?

それは、入浴による温熱療法効果を上げることとと入浴後の皮膚の保湿のためです。

身体を暖めると免疫力がアップするということは皆さんもご存知だと思います。

アトピー患者さんは総じて免疫力が低いため、入浴をしてしっかりと身体を暖めることは大切です。

アトピーの患者さんだからこそ時間をかけてゆっくりと入浴したいところです。

でも、うちの夫は痒くなればかゆくなるほど、入浴中入浴後の痒みを恐れて入浴を疎かにするようになりました。(恐らくアトピー患者さんはこの気持ちすごくわかるんじゃないかな?と思います。)

シャワーでの短時間入浴では却って身体が冷えてしまい、どんどん免疫力が下がります。

やはり改善のプロセスにおいて入浴はとても大切。

だから、わたしは『彼に何とか湯につからせたい』と思っていました。

そこでたどり着いたのが入浴剤をはじめとした入浴グッズ。

入浴後の乾燥ストレスを軽減し、短時間で効果的に体を温めるられるような入浴グッズはないか?という考えであれこれ探しました。

アトピー克服中の夫が愛用していた入浴剤3選

ここからは実際に夫が愛用していた入浴剤をご紹介します。

基本的にどの商品もわたしが選んで使わせ、本人の体感に合った&保湿効果の高いものを継続していきました。

わたしが入浴剤選びでこだわったポイントは以下の通り

  • 肌刺激のあるもの、有害なものを含まない
  • 無害な天然成分のみで出来ている
  • 現実的に続けられる値段
  • 保温、保湿効果があるもの

とにかく、有害なもの、皮膚刺激になるものは一切アウト。

香りづけの合成香料、色を付けるような食品添加物もダメです。

使用感や効果をアップする為にわけのわからない化学物質が添加されていては本末転倒ですので。

身体に負担がかからない無害な天然成分から出来ている商品のみ選びました。

あとは、お値段も大事。

現実的に続けられる範囲(月2000円くらいまで)内でチョイスしました。

いくら本人が辛そうと言っても家計をひっ迫してまで入浴剤に多額のお金を使うことはできませんので…。ゴメン夫よ。

この条件の中で保温保湿効果が見込めそうなものをいくつか試してみた所、これからご紹介する3つの入浴剤は彼には合ったようです。

乳酸菌入浴剤『クリビオ』

乳酸菌が含まれる自然派入浴剤『クリビオ』

乳酸菌、納豆菌、酵母菌などの微生物を原料にした入浴剤です。

このクリビオを夫に試させようと思った理由は乳酸菌の入浴剤だったこと。

アトピー患者さんは皮膚の常在菌バランスが悪くなり善玉菌ではなく悪玉菌が優勢になっているそうなので、風呂に乳酸菌入れたら何か変わるかな~?と思ってチョイスした記憶があります。

当初アトピー対策として体の外側・内側のあらゆる方向から色々なことをしていたので、この入浴剤単独でどのくらい彼のアトピー克服に貢献したのか?は謎ですが、とにかくいえることは『温浴効果が高まる』ということ。

クリビオを入れるとお風呂がとても温かいんです!

短時間しか入浴していないのに汗が吹き出る。風呂上りもポカポカが継続します。

これは短時間しかお風呂に入れない時期にはとても助かりました。

お湯に添加するとお湯のPhを肌に負担の無い弱酸性(ph3~4)にしてくれるのでお湯が柔らかくなるのもGood。

個人差があるとは思いますが、うちの夫は『この入浴剤使ったから痒みが増した!』ということはなかったです。

程よく肌に潤いを与え、肌が滑らかにしてくれると言っていました。

お風呂上がりのストレスが軽減された様子だったので、これはアリだな~と思い継続して使用していました。

アトピーを克服した今も続けて愛用しています。

ちなみに余談ですが、クリビオの良い所は他にもあります。

微生物の力でお風呂の汚れを分解してくれるので、排水溝等の汚れが全然つかなくなるんですよ。掃除がめちゃくちゃ楽になる。

おふろの残り湯を洗濯で使うと、洗濯機本体や排水ホースのカビ・洗剤垢汚れも分解してくれるという。

何て便利なんや!!!

というわけで、夫のアトピーはすっかり治ってしまった今でもわが家ではクリビオを使い続けています。

エプソムソルト

ハリウッドセレブの間でも人気になったエプソムソルト

うちの夫はハリウッドセレブとは遠くかけ離れたアトピー成人でしたが、しっかりと愛用しておりました。

エプソムソルトというのは海水由来のミネラル化合物。

エプソム”ソルト”という名前からは『塩』を想像する方も多いかと思いますが、これは塩ではありません。

硫酸マグネシウムと呼ばれる海水由来のミネラル化合物で、海水中の塩分にも含まれる天然のミネラル成分です。

なぜエプソムソルトをチョイスしたのか?というと、海水浴療法がアトピーに効果があるという情報を目にしたから。

塩水に浸かることでアトピーがぐっと良くなったという人の話も聞いたことがあったので、塩湯に興味があったんですね。

プラス塩湯をはじめとしたミネラル浴は体内に溜まった電磁波や静電気(これらはアトピーの原因にもなる)をデトックスしてくれるので、とにかくミネラル浴をさせたかったんです。

でも、塩湯って炎症がある皮膚には刺激が強そうで怖かったんです。

傷口に塩を塗るって言葉もあるくらいですから、やっぱり滲みるだろうな…って。

全身かき傷だらけ、皮膚は真っ赤になってただれている夫に『塩水に浸かってみろ』とはとても言えなくて。

そこで目を付けたのがエプソムソルトってわけです。

エプソムソルトは天然の温泉にも含まれる成分で塩の様に滲みることはありません。

皮膚の水分や油分を補って、潤いを与え、乾燥を防いでくれる効果があるということで、保湿効果も期待しました。

これが大正解。夫の皮膚には刺激も無く、風呂上がりのピリピリ肌を滑らかにしてくれました。

そして、このエプソムソルトもクリビオと同じで温浴効果がとても高かったです。

温泉に入った時の様な体の温まり方になるので、短時間しかお湯に浸かれなかった夫でもしっかりとお湯で身体を暖めることが出来ました。

温泉に入った時の様なポカポカ感を体験することができました。

1,000円くらいからミネラル温浴が始められるという値段の手軽さもとてもありがたかったです。

エプソムソルトもクリビオと同じように現在も継続中です。

疲れがたまった時、ゆっくりと自宅で温泉気分を味わいたい時にはお風呂に入れています。

無農薬の煎りぬかを使った米ぬか風呂

最後は『煎りぬかを使った手作りの入浴剤』です。

これは『入浴剤』というよりは、むしろ昔ながらの民間療法的な感じなんでしょうが…

とにかく風呂上がりの保湿効果は抜群に高かったのでご紹介します。

煎りぬかを使った米ぬか風呂は自分でぬかをフライパンで炒って作ります。

これまで紹介したクリビオやエプソムソルトに比べると手間が少しかかりますが、風呂上がりの地獄の乾燥にはとても効果がありとにかく皮膚に潤いを与えてくれると大絶賛してました。

アトピーが治った今も乾燥の冬なんかはぬか風呂は必須アイテムです。

他の二つに比べると温熱効果は断然に劣りますが、保湿部門では間違いなく米ぬか風呂が優勝です。

必要なものも米ぬかとガーゼ、輪ゴムだけなのでコストもそこまでかかりません。

誰でも簡単にできるので是非やってみてください。

というわけで、我が家でやっていた米ぬか風呂のやり方をご紹介しますね。

手順1
米ぬかをフライパンで炒る
『無農薬』の米ぬかをフライパンに入れ、弱火で丁寧にかき混ぜながらきつね色になるまで炒る。
手順2
米ぬかをガーゼに包む

炒った米ぬかを大さじ1~2杯ほどガーゼに包み、口を輪ゴムで縛る。

手順3
お風呂に入れて揉む
出来上がった米ぬかガーゼをお風呂のお湯に入れて、手で握りながらしっかり揉む。湯が白濁してきたらOK。
 

手順としてはたったこれだけです。

煎りぬかを作るのが若干手間?の様な気もしますが…一度に使う量はかなり少ないので、一回作ってしまえばしばらく使えます。

ポイントは『無農薬の米ぬか』を使うところ

ぬかはお米の中でも農薬が最も溜まりやすい場所です。

農薬は皮膚刺激になる(うちの夫は無農薬じゃないと痒くなる時があった)ほか、とても体に有害です。

有害物質の体内蓄積はアトピーに深い関係があるそうなので、とにかくアトピー患者さんはできるだけ無害な無農薬の米ぬかを選んでください。

細かいようですが、こういった小さな”よいこと”の蓄積が病気を改善させるための大きなカギになってきます。

まとめ

アトピー患者さんにとっては『お風呂の時間』というのが、とても苦痛で悲しい時間になってしまう…

これは自分の夫の経験を通して痛いほど痛感していることです。

本当は幸せであるはずのお風呂、一日の楽しみであるはずだったお風呂が辛いなんて…

そう考えるととてもやりきれない気持ちになっていました。

入浴が楽しめないアトピー患者さんは多いと思います。

また、かゆくなるんじゃないか?と考えるだけで恐怖だろうとお察しいたします。

ただ、うちの夫の経験上『入浴をするからアトピーが悪くなる』『入浴をしたからひどくなる』ということはあまりなくて、正直何をしてもしんどい時はしんどいでした。

逆に言うと、良くなる段階に達したら何をしなくてもよくなります。これほんと。来るときはドーンとくる。

結局、アトピーを克服した夫の経験談から言えることは『先の展望を見た身体づくりが大事』ということでした。

記事内でも書きましたがそれは内側・外側からあらゆるアプローチをして築くもので、皮膚に何を塗ったから、どんな入浴剤を試したからどうこうなる単純なものではありません。

アトピー改善に向けたこの『あらゆるアプローチ』の中で、お風呂に入ってしっかりと身体を暖めるということは重要な役割を果たしたと思います。

身体の疲れを癒しお湯に身を任せてリラックスすることは、わたしたちの体の機能を司る自律神経の調整にとってもとても大事です。

勿論体温を上げて免疫力をアップさせるという意味でも入浴は大変重要です。

ご紹介した入浴剤はアトピー夫の入浴を補助するという意味ではとても効果がありました。

入浴剤自体でアトピーが治ることは無くても、アトピーを根治させるための体づくりには十分貢献したと思っています。

本当にアトピーの症状がひどい時はしんどい時間になる入浴ですが、うまくこういった入浴剤等を活用しながらピンチをチャンスに変えて、アトピーを乗り越えられる身体づくりを目指されてみてください。

最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

アトピーを改善させた夫が行った他のことは↓の記事でご紹介しています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください