ニトリの貼ってはがせる壁紙で健康被害!?お手軽にDIYする前に是非知ってほしいこと

最近流行りのDIY!皆さんも興味がおありなんじゃないでしょうか?

今回は簡単にDIYが出来ると人気の商品『貼ってはがせる壁紙』についての記事です。

貼ってはがせる壁紙とはいわゆるシールタイプの壁紙で、今ある壁紙の上に直接貼り付けて使うもの。

↑こういうやつですね

賃貸でもつかえて、大きくお部屋の雰囲気を変えられるということで今大人気(^^♪

上記の商品は「お値段以上」というキャッチフレーズでおなじみのニトリさんのもの♪

近所の店舗でも手に取れるので、商品を実際に確認してから買えるというのが魅力!

最近DIYを始めたわたしも大変に気になる商品です。使ってみたい~!

でも、壁紙ってシックハウス症候群の原因になったりするみたいだけど、この商品は大丈夫なのかな?

シックハウス症候群や化学物質過敏症の友人を持ち、自分自身も難病と呼ばれるやっかいな体調不良を抱える身としては、この『貼ってはがせる壁紙の安全性』がすごーーーーく気になる。

お部屋が手軽にDIY出来たとしても取り返しのつかない病気や症状に悩まされたら嫌だもんね!

というわけで、ニトリさんに電話して商品の安全性について確認してみました。

気軽に買える値段だけれど安全検査はしていないニトリの貼ってはがせる壁紙

↑の見出しで結論をネタバレしてしまいましたが、

そうなんです。結論から言うと

先ほどご紹介した『ニトリ商品の貼ってはがせる壁紙』

↑こちらの商品ですね。この商品と同じラインナップの商品(柄違いのもの)については

住宅用の建材に関する化学物質への検査をしていないというお返事を頂きました。

日本の住宅建材の検査・規制

通常日本で販売されている多くの壁紙は日本の建築基準法に則った検査や規制が行われています。

参考 建築基準法に基づくシックハウス対策について国土交通省公式サイト

壁紙商品を選ぶときによくF☆☆☆☆なんて書いてあるのを見たことがある方もおられるかもしれませんが、このF☆☆☆☆はJISで製造された商品につけられたホルムアルデヒドの放散量基準を示すものです。(F☆☆☆☆は放散量が少ない最高基準を示す印)

参考 壁紙用語集F☆☆☆☆(フォースター)東リオンライン

ホルムアルデヒドは有害な発がん性物質として警告されている化学物質で、高濃度のホルムアルデヒドが放散されている部屋で過ごすと重大な健康被害を引き起こすことがわかっています。

住宅建材のみならず、マーカーペンや衣類などあらゆる場所から放散されており、わたしたちの暮らしからは切り離せない問題になっています。

参考 5 ホルムアルデヒドとはどんな物質ですか東京都福祉保健局

ホルムアルデヒド以外にも人体に影響を及ぼす有害な化学物質は世界に沢山ありますが、特にこのホルムアルデヒドは『シックハウス症候群』の原因物質として知る人も多いのではないでしょうか?

F☆☆☆☆の商品であれば安全で健康被害が無いのか?というわけではありません。

実際にF☆☆☆☆の商品を複数使ったリフォーム後にシックハウス症候群や化学物質過敏症になった知人がいます。

住宅建材から揮発する有害な物質は五万とあるからです。

しかし、やはりこの基準をクリアしているものとしていないものでは、恐らく品質にも精神衛生的にも大きな差があるかと思います。

特にお子さんがおられる方、すでに喘息やアレルギーなどの病気がある方にとっては、とても重要な議題になるのではないでしょうか?

ニトリの貼ってはがせる壁紙は特別な検査はしていない

話をニトリさんの貼ってはがせる壁紙に戻しますが、本社のお客様相談室に電話をかけてお聞きした所

貼ってはがせる壁紙商品については、化学物質や安全性について明確な検査や規制はしていないそうです

という回答を頂きました。(家具は自社基準や検査が行われているんだそうですが)

通常の使用なら大丈夫なように作ってありますが、それ以外には対応していません

とのこと。

通常の使用なら大丈夫って言いますけど、通常じゃない使用と通常の使用の違いって何!?って感じですよね(笑

気になったためそれも聞いてみました。

舐めたり、頻繁に触ったりなどです

とのお返事。

そうではなければ大丈夫なように作っていると繰り返されていましたが、、

検査してないし基準も無いのに何でそれがわかるんだろう??

という素朴な疑問。

相手様はその辺だいぶ濁しておられたので、あまり明確な自信ではないのでは?と推測します。

どうしてもニトリの貼ってはがせる壁紙を利用したいのであれば『テンペーパー』の方がおススメ

なーんだ、お手軽で良いと思ったのに…ニトリの貼ってはがせる壁紙…

とがっくり肩をおとしたわたしですが、ニトリのオペレーターさんから

より安全という観点でしたら、ニトリで扱う貼ってはがせる壁紙の『テンペーパーシリーズ』の購入をお勧めします

というお言葉をいただきました。

『テンペーパー』というのはニトリで取り扱う貼ってはがせる壁紙のラインナップの一つで、先に紹介した貼ってはがせる壁紙シリーズに比べると若干お値段が割高な商品です。

ニトリには貼ってはがせる壁紙のラインナップが2種類あるんですが、こちらのテンペーパーはニトリの独自開発商品ではないもので、他社から卸してもらってニトリで販売されているものなんだそう。

このテンペーパーはアメリカのFDA(食品医薬品局)という専門機関の厳しい基準を通った貼ってはがせる壁紙で、子供が舐めても安心という基準をクリアしているものなんだそうです。

参考 テンペーパ-についてIMPROVE

ニトリで販売されているテンペーパーは種類が少ないようですが、テンペーパー自体は大変多種多様な色柄の壁紙を用意しています。

お子様が居る、少しでも安全性の高いものを選びたい、そういう方はテンペーパーを選ばれた方が良いかもしれませんね。

貼ってはがせる壁紙への検査・制限が手薄なのはニトリだけではない

この記事ではニトリさん独自商品の貼ってはがせる壁紙に焦点を当てました。

しかし、安全性への疑問があるのはニトリさんの商品だけではありません。

最近DIYをされている方がよく利用している『壁紙屋本舗』さんというお店にも同じ質問を投げかけてみましたが、やはり貼ってはがせる壁紙シリーズは検査等されていない商品しか取り扱いが無いという返事が返ってきました。

壁紙屋本舗さんも『貼ってはがせる壁紙の安全性は確かではないので、貼るのであれば国産の検査を通った通常壁紙(貼ってはがせない)を選んだほうがいい』とはっきり仰ってましたね。

ニトリさんや壁紙屋本舗さんでも厳しいわけですから、100円ショップ等で売っている貼ってはがせるやリメイクシートはもっと安全性の疑問が残る可能性もありますね。(言い切れませんが)

住宅用の建材選びは慎重にするに越したことは無い

個人的にはやはり気を付けておくにこしたことは無いと思うので、自分自身でこういう『検査・制限のない貼ってはがせる壁紙商品』を買うことはないだろうな~と思っています。

わたしの大事な大事な友達はある日突然!本当にある日突然、化学物質過敏症という病気になりました。

化学物質過敏症はその名の通り『化学物質に過敏になる症状』で、世の中にあるありとあらゆる化学物質に過剰反応してしまい、食べるもの、着るもの、暮らす場所、いられる場所が極端に制限されるという辛い病気です。

それまでは普通に暮らし、普通の生活をしていましたが、勤め先がフルリフォームしてから一気に坂を転がるようにして体調不良になったそうです。

シックハウスからの化学物質過敏症発症だったとのことでした。

この病気の厄介なところは、一度発症してしまうと簡単には元の身体に戻れないという点です。

仕事を辞めれば元通りか?というとそうではありませんでした。

街を歩く時の人の洗濯柔軟剤の香り、新品衣類から化学物質の揮発、ボールペンのインク、果ては通帳記帳のインクまで…ありとあらゆる化学物質に過敏に反応し、体調不良で寝込んでしまうのです。

わたしを含めその辛さを体感したことのない人は聞いたくらいでは『へー、大変だなあ』くらいにしか思いませんが、実際にその辛さを実際に見ると…

正直、住宅建材の化学物質って本当に怖いと思います。

「これくらい大丈夫だろう~」なんて気軽に考えられないな…と思わされます。

自分の人生を狂わした後では遅いですから、やはり大事な家族や自分の為にもDIYをする際には色々調べたり考えたりするに越したことは無いです。

参考 化学物質過敏症ふくずみアレルギー科

ホルムアルデヒドの検査が行われているおすすめの貼ってはがせる壁紙

先に紹介させていただいたニトリの『テンペーパー』の他にも、何か良い貼ってはがせる壁紙はないかしら?と思って色々調べてみました。

正直言って殆ど検査が行われている&何らかの安全基準を満たしている貼ってはがせる壁紙は見つかりませんでした。

が!一つだけ、先ほどの国の基準であるF☆☆☆☆を取得した商品があったので、併せて紹介させていただきますね。

参考 RILMはがせる壁紙RILM

国産メーカーの壁紙を使用して作られた貼ってはがせる壁紙の『RILM(リルム)』は、国内のホルムアルデヒド飛散量の安全基準を大きくクリアした商品になります。

シール式で簡単に貼ってはがせるので賃貸物件でも安心です。

色柄のバリエーションも豊富ですのでお勧めです。

お値段は100均やニトリ製品よりは張るのが正直な所ですが、安全性代としては支払うに十分値するものだと思います。

はがせる壁紙RILM 93cm幅オーダーカット クラシックブック

建材選び…値段だけでなく質もしっかりと確認を

手軽に出来るしお金も節約できるDIY!

楽しいし夢が膨らむし、多くの方が夢中になっています。

しかし、壁紙に限らず、塗料、木材、接着剤などあらゆるところに実は危険が潜んでいるのは事実です。

インターネットでわたしたち個人が簡単に情報検索できる現代、是非DIYをする際は一度『自分が使おうとしている建材への検査体制や基準』について調べてみてください。

そして、納得できたものを利用するようにするのが、健康を損なわずに本当の意味でDIYを楽しめる大事なコツなのではないかな?と思います。

 

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